こんにちは、栄養士の高橋です
8月になり、毎日暑い日が続いていますね。
外出する時は暑さ対策や紫外線対策をして、
くれぐれも体調管理にご注意くださいね
さて、今回のテーマは口内炎についてです。
口内炎は病気のせいでできたり、
誤って噛んでしまって口内に傷ができたりして
口内炎をおこします。
また、栄養不足から口内炎になることもあります。
皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンである
ビタミンB2、B6、ビタミンCなどが不足すると
粘膜に傷がつきやすくなり炎症がおきます。
そして栄養バランスの乱れや睡眠不足、ストレスなども
免疫力が低下して炎症を起こしやすくする原因になります。
口内炎の予防にはこんなことにご注意ください。
①傷ができないようにする
・歯磨きの際は優しく丁寧にブラッシング
・フランスパンやせんべいなど硬いものを食べる時は
一口量を少なめにする
・口の中が乾燥すると傷つきやすくなるため
こまめに水分摂取したりや飴、ガムなどで唾液の分泌を促す
②栄養をとる
・B2:レバー、納豆、卵、マイタケ、うなぎ、牛乳 など
・B6:レバー、鶏肉、まぐろ、カツオ、サンマ、アジ など
・VC:ブロッコリー、キウイ、小松菜、キャベツ など
・鉄分:レバー、あさり、ほうれん草、カツオ、まぐろ、納豆 など
・亜鉛:牛肉、牡蠣、うなぎ、玄米、レバー、たらこ、納豆 など
口内炎がある時の食事のポイント
・なめらかな食感で薄味のものを選ぶ:豆腐やプリンなど
・柔らかく調理する:煮物、雑炊、おかゆなど
・熱いものは避ける、冷たいものや冷ました物を食べる
・飲み物はストローを使うと痛みを感じにくいこともある
・辛い刺激物、硬いもの、酸味や塩味の濃いものは避ける
口内炎は病気の時や体が疲れて免疫力が低下した時に
起きやすいものです。
そんな時はしっかり休養をとって、
よく寝て体を休めるのがおすすめです。