《5月2日 生後73日目》
術前説明がありました。
説明してくれた小児外科医は美人な女医さんで「働きマン」の時の菅野◯穂に似てた。
ピーちゃんの病状と手術について。
黄疸、白色便、ビリルビン上昇は肝臓から胆汁が排泄されていないため。
考えられる原因として
・胆道閉鎖症→可能性高い
・新生児肝炎→否定された訳ではない
⇒腹腔鏡下精査 胆道造影で判明する。
(胆のうから造影剤を流して腸まで流れるかみる)
⇒流れ有り・・・胆道閉鎖症以外、肝生検して他の病気を探す。
⇒流れ無し・・・胆道閉鎖症、手術へ
肝門部空腸吻合術(葛西式)
腸再建
→肝臓にきりこむ形で腸とつなげる
(◯育 移植外科の先生は肝臓を削りとって腸とつなげてあるって言ってたけど、意味一緒かな。)
→繋いだ後、術後の経過で胆汁が出てるか確認する。手術直後は分からない。
【術後の合併症】
・出血(輸血準備しておく)→実際、緊急事態は発生してないけど、輸血しました
・感染(胆管炎、肺炎)→抗生剤投与になる
・腸せん孔
・腸閉塞
その他、肝硬変に伴う合併症として、門脈圧亢進症がある。
胆汁が流れない
減黄しない
胆管炎を繰り返す
→ 移植になります
手術時間 5〜6時間
と、説明されました。
新生児肝炎の可能性も完全否定出来ないけど
ピーちゃんの場合、術前検査で胆道閉鎖症のサインが見つかってるので、胆道閉鎖症と考えておいた方が良いと…。
【ピーちゃんの胆道閉鎖症のサイン】
胆道シンチ→排泄が確認できない
CT→胆のうが小さい(胆のうは胆汁がたまらないと萎縮してく)
→肝門部が白っぽい。TYPE ⅲの可能性
(全体的にざっくりで、すんまへん…)
カンノミホ先生の説明では、
肝臓の大きさは正常で、硬さについては言われなかった。
胆道閉鎖症で間違いなさそうだけど、
まだ肝硬変が進んでないなら、自己肝で何とかいけないかなーーと少し期待した。
翌日、執刀医からの言葉で打ち砕かれたんだけど。