最近、パソコンの不調が原因で、夫の機嫌がすこぶる悪い。
空気に対して罵声を浴びせる。扉を激しく開け閉めする。
私に実害はないのだが、それを聞かされ、不機嫌にあてられると嫌な気分になるものだ。
そこで、年始めに「不機嫌カウンター」というものを作成した。
A4の紙に表を作り、日時、不機嫌の原因、その時の罵声の内容と行動、ため息の数を書き出し、部屋に貼った。
その効果たるや・・・。貼った次の日から不機嫌がピタリとやんだ。
しかし、1週間程で効果は薄れ、またカウンターに書き足すか。と思っていた。
今日も意味不明な不機嫌メールが届いており、家に帰るのが憂鬱でならなかった。いつでも別居できるよう、準備は進んでいる。カウンターがたまったら、別居を言い渡そうと思っている。
家に帰ると、予想に反して不機嫌ではない。そればかりか、変なメール送ってごめん。と言い出した。
これを僥倖と呼ばずして何と呼ぶか!ざわっざわっ。てなもんだ。
ぜんっぜん気にしません。「ご・め・ん」この3文字だけで十分です。ああ、やっと、人の気持ちを考えたのか。かっとなってしまった後に、ちゃんと冷静になれたのか。
病気だから一生治らないと思っていたが、成長しているじゃないか。
アスペの人には言ってきかせるより文字にした方がいい。とアドバイスをもらったことがあるが、全くその通りで、しかも夫のこの学習能力の高さよ。
これで良い方向に向かってくれたらいい。
