2024年6月15日(土)に、フォロワーさんと海外ドラマ『名探偵ポワロ』(1989年)をプライムビデオ見ました。
感想
まず、かなり昔の作品ですから、演出が今とぜんぜん違い、懐かしいというか衝撃的でした。
テーマ曲がサックスによる演奏なのですが、ムーディーな吹き方なんですよね。
アンブシュア緩くて、ほわ~と息を出す。音程が意図的に不安定。
そんなところがミステリアスで艶っぽいなと。
その時のタイトル映像は、”昔の(当時の)エフェクトをバリバリかけてミステリアスを演出してます” って感じ。
最後はポワロが後ろ姿で画面奥に歩いていって、その先には意味深な扉が……
ポワロ関係なくね?
と言われそうですが、一番インパクトがあったのが、今説明したオープニングなんですよねえ。
やはり時代か!
エピソード1「コックを探せ」
エピソード2「ミューズ街の殺人」
の2話を今回鑑賞しました。
ポワロはやっぱり気難しくて変わっていますね。
でも面白い人です。
周りの登場人物も憎めない面々です。
序盤からしっかりと謎を散りばめていて最後に伏線を回収わけですが、上手いな―などと。
ちょっとボケっとしていたら、あっちゅーまに取り残されました!
元来、私は謎解きをしないで見る人間ですけどね。
ただ、エピソード2はピーンとくるものがありました。
自分の身体的特徴からね!
このドラマは調べたら1930年代のイギリスが舞台です。
そのためセットにはアールデコを多く取り入れているとのこと。
ドラマを見ていて、服装や走っている車など、時代を反映するものが沢山映っています。
私としてはそれを見ているだけで楽しかったです!
このドラマを見れば、英国紳士の勉強ができ……るかな?
それより、皮肉なポワロが記憶に残っちゃいそう。
ポワロどんだけアクが強いんだ!!
ジルさん、ありがとうございました!