飛べない南麻布の魔女 -83ページ目

保育における表現について、マジメに語ってみる

港区の『こどもアートふれあい事業』のアートワークショップのお手伝いで

うちから徒歩圏内の幼稚園へ。


本日のパフォーマーは『石坂亥士』さん。

http://www.dragontone.org/about.html

打楽器と身体表現を融合させたパフォーマー。

photo:02


その表現に身震いしたのは、太鼓の鼓動がおなかの底に響いたからなのか、
氏のパフォーマンスに打ち震えたからなのか、
はたまた、会場全体、こどもたち全員が、
ひとり残らずパフォーマーとなって、それぞれの立ち位置を見つけて
鼓動の奏者と化した共同体としての空間に圧倒されたからなのか、

とにかく、お仕事でドキュメントの記載をしつつも、
鳥肌が引かないという時間を久々に経験したミロです。


ちょうど、一昨日、『臨床保育と育児の勉強会』で

『こどもの表現』について『平田智久先生』の対話形式の講演に
目から鱗ボロボロだったせいかしら?



保育現場の「表現活動」に関して、様々なことを思わざるをえない、今日のパフォーマンスだったわ。


幼稚園教育要領や保育所保育指針が改訂されて、すでに10年近くも経過しているものの、

表現 活動においては、いまだ保護者側の“見栄え”の要求と、それを“意識して”指導しようとす る保育者の姿勢があるでしょ?


本来子どもの自発的活動に根ざすべき「表現活動」が 保護者に見せる為の表現活動になりがちな指導傾向からなかなか抜け出せない。

こどもの興味と好奇心に根ざした先にイベントがあるのではなく、
昔からの行事としてのイベント優先の保育展開。

今だに『お絵かき、工作、お歌』をやって、
それで『表現活動』をしていると思い込んでいる保育士も多い。


『総合的な表現』とは何かを真剣に話し合い、変えよう!と本気で取り組める指導力のある園長はまだ、残念ながら少ない。

というよりも、保育に求められる要素が多過ぎて、
怪我なく、安全に、を守るコトで精いっぱいな現実。


もちろん、こどもたちの気持ちや好奇心を汲み取り表現へと結び付けようとする努力は感じられるのよ。


こどもたちの様々な表現が現れる前には、子どもの内面に 何かが起っているわけで、

内面にあるイメージや感情が、何らかの外界からの働きかけをきっかけに、
自分の外側に向かって具体的な形をとって現れるのだから。

子どもの内面と外界とのかかわりを、 表現の世界へと誘うファシリテーターとしての役割を担うのが、保育者。

たがら、保育内容の創造を子どもと共にすすめて いかなければならないはずなのよね。


子どもをとりまく外界つま り環境を様々な表現の世界にどうつなげていけるのか?

総合的な成長と「表現活動」の結びつけ方、
実践と課題。

保育士さん任せでは、正直難しいように思うのよ。

だからね。今日みたいに、表現のプロフェッショナルのチカラを借りるコトって、
ものすごく意義のあることだと思うの。

民と公が、より良きを見つめてコラボする。

こどもの環境を、良くする。



「保育における表現の問題」について、
小さな小さなアトリエだけど、

ミロに何が出来るのかを、今一度見直したいと思うですー。



しっかし、太鼓は良かとねー。

原点だわ。



photo:01



そして、何がステキって、あーた、

石坂亥士さんが、




いい男なんだな。


ぽっラブラブ!


タイヘン良い、目の保養。


また、お会いしたかとねー。



iPhoneからの投稿