飛べない南麻布の魔女 -427ページ目

優しい気持ち

いろいろと考え出したら、眠れなくなっちゃったわよぉ~ん。



明日もお仕事、生徒さん来るってゆ~のにグッジョブできるかあたし?






miwaさんのブログ読んで思い出した出来事。




にぉが保育園の年長さんの時のこと。




元気で少々乱暴なK君に投げ飛ばされて、


にぉ、骨折したの。




鎖骨、きれいにぽっきり折れてました。





『仲間に入れて』と言ってきたK君に、にぉ達が

『K君、すぐ叩いたり蹴ったりするからヤダ!』って

言ったのが原因で投げ飛ばされたのです・・・。



うっちゃり!って相撲とりかいっ!!!





と、ゆー訳で、

骨が固まるまでは、保育園お休みした方がいいと言われ、


半ばむりやりお仕事やりくりして、


保育園に寄って、先生にことの次第を告げて、


それからK君に、ごめんねごめんねって謝って、


信州へと帰省したの。






帰省先の信州へ向かう電車に揺られながら、K君のママにお手紙書いた。




『にぉがK君がにぉを投げ飛ばさなくちゃ気がすまないような行動を

起こさせる原因を作ってごめんなさい。

責任ある大人が誰もK君がにぉを投げとばすのを止めてあげられなくてごめんなさい。

身体の傷は治ります。K君の心の傷が一日も早く癒えますように。

にぉの話しか聞いてないので、保育園に登園したら、K君の言い分も

ゆっくり聞かせてくださいね。これからも仲良くしてもらえたら嬉しいです』




と言うような内容だったと思うわ。






約1週間して東京に戻って・・・保育園に登園することになる時に、


まだしばらく腕を上げるのは難しいということで、保育園では普段は着せない

前開きのボタンシャツ3枚買って持たせたわ。


久々の登園の日、ちょうどK君のママが園庭に見えて、アタシ、駆け寄ろうと

したんだけど・・・


K君のママ、アタシを見るや否や・・・・


走り去ったの。



そりゃ、あ~た素早かったわよ・・・。








避けられてる?気のせい?




園の先生からは、『K君の親御さんには今回のことお話伝えてあり、

先方も『すみません』と言っていたと連絡受けた。



ただ、先生からの、この連絡だけで、


その後・・・K君のママとは、一度もお話できないまま・・・



どことなくすっきりしない日々が過ぎ・・・



明らかに避けられていると感じながら迎えた卒園の日、



『いろいろあったけど、仲良くしてくれてありがとう!

あの時は本当にごめんね。』



と、ただひとこと伝えたかっただけなんだけど、



K君のママは、卒園式が終わると同時に姿を消して・・・

謝恩会にも現れなかった・・・。






以来、一度も会えてません。






いつの間にか、口より手が出るのが早いK君は、

クラスの中で、乱暴者のレッテルを貼られてしまってた。


家庭の事情がちょっと複雑でK君も少し荒れていた。






今はどうしているかな?






当時ね・・・あの手紙を書いた後、アタシ、正直思っていたのよ。



『K君のママからも何らかの謝罪があるだろう』って・・・。




だけど、なかった。



けんかは両成敗。出来事って全て相対的。


絶対に片方だけが正しいとか、逆に片方だけが悪いなんてこと



ないでしょ?




どうして、K君のママは何も言ってこないんだろう?

どうして、あからさまに避けるんだろう?




もしもね、アタシがK君のママだとしたら、きっと、すぐにお返事書いたわ。



『こちらこそ、何があったとしても、先に手を出したこちらに非があります。

骨折という大きな怪我をさせてしまい本当に申し訳ありません。』って。


それから、想像力を働かせて、あの、お洋服は骨折したから買ったんだな。

帰省するのにもお金がかかったな。だから、お見舞いはお渡ししようと思う旨を

お伝えするの。



だけど、それを聞いたにぉのママは言うのよ。



『いえいえ、けんかは両成敗。こちらも悪いのですから、どうぞお気になさらずに。

このことをいい経験として、これからも仲良くさせてくださいね』って。



そして、K君のママはさらにこう返すの。



『けんか両成敗と言うのであれば、なおさら、かかった費用は半分お支払いさせてください。

これは、私の気を済ませるための我がままですゆえ、どうかお聞き入れ願います。

それから、お菓子は痛い思いをさせてしまったにぉ君が笑顔になるように。

Kも大好きなお菓子を一緒に買いに行きました。ご笑納いただければ幸いです』なんて・・・







なんて、妄想とは、裏腹に・・・



現実って思う通りにはいかないよね。










今でも、あたしが心にひっかかっていること。


それはね、アタシもそうだし、保育園の先生もそうだし、

誰一人として、K君のママに




『けんかは両成敗なんだから、あなたも、ひとこと、にぉとにぉのママに

謝ったほうがいいよ。それで、お互いの溜飲が下がるってものよ』




って、苦言を呈してあげられる人がいなかったんじゃないかってこと。








物事全て、いろいろお互い様。


やられた方も、やった方も、

理由があってやったこと。



やられた方は『なぜあんなことをさせてしまったのか?なぜ止めてあげられなかったのか?

やっちゃってどんな気持ちでいるんだろう?』って想像力を働かせて


やった方は『なぜあんなことをやってしまったのか?なぜ手を出すのを止められなかったのか?

やられてどんな気持ちでいるんだろう?』って想像力を働かせて、



お互いに、


ごめんね、って言って、

いいよ、って許しあって、

仲良くしようね、って解決できたら



いいのにね。




お互い様なんだもの。

そうやって、大きくなってきたんだもの。










K君とK君のママと、K君をとりまく人たちが平和で幸せだといいなぁ・・・。








『ごめんね』って言ったら『いいよ。これからは気をつけてね』

『大丈夫?』って聞いたら『ちょっとびっくりしたけど大丈夫』

『怒ってる?』って聞かれたら『もう怒ってないよ』って



応えられるのがいいな。







って、理想論、だけどさ。











つか、寝なきゃ。夜中に書いた手紙は読み返して投函しろっていうね。

起きて、消すかもしれません。でも、吐き出さずにはいられなかったのさ。

おやすみ。