静岡市役所市民ギャラリーで開催されました

「花むすび展ー一本の紐から百花繚乱ー」を見に出かけました

花むすびとは、一本のひもを手で結び、花や蝶、紋などに表現する伝統技芸で、古人から人の手から手へと大切に伝えられてきました

古代人は、結び目には神の御心が宿るものと信仰の対象として尊んだと伝えられています

ー説明文よりー

会場の壁には、多くの花むすび作品が展示されていました

花むすびには、結び方によってそれぞら名前が付けられているのですね

見たことがある結び方もありました

菊結や梅結、ひょうたんなどは、その形に見えますね

額縁に入って絵のように飾られている作品や、タペストリー風になっている作品も多かったです

色使いも美しいですね～

ツートンカラーもありますよ

近くで見ると・・ホント繊細な結びになっています

一本の紐から出来ているとは驚きです

花に蝶々が寄っているように見えます

１月から１２月までの花や植物が表されています

その花や植物の特徴をよく掴んでいますね

花結びの語源は、贈答品に掛けた水引に、その季節の花を添えて(水引に挟んで)贈ったことから来ているとか、お祝いに「華を贈る」という意味から来ているとも言い伝えられています

花結びは結びの基本となった形で、祝いごとに紅白の花結びを使用するようになったのは、唐(昔の中国)から時の朝廷へ献上された贈答品に、紅白の紐が花結びで掛かっていたのが発祥の起源とも言われているそうです

こちらは、五節句をあらわしています

五節句とは、１月7日の人日（じんじつ）、3月3日の上巳（じょうし）、

5月5日の端午（たんご）、7月7日の七夕（たなばた）、9月9日の重陽（ちょうよう）です

花むすびを組み合わせて、紫陽花や菊などが作られています

とても綺麗です

七夕

重陽

色とりどりのトンボたち・・可愛いですね～

根付にも、多彩な結び方が施されています

アクセサリーも・・ネックレスにもなっているのですね～

十二支の結び・・よく出来ていますね～

鏡餅

のまわりと、立てかけてある干支の動物たち・・

龍は

・・左隅のタツノオトシゴですね・・

テーブルコーディネートにも、華を添えていますね

花むすびは、凄い技術ですね

まさに、一本の紐から百花繚乱を目の当たりにした鑑賞でした

暮らしの中で、花むすびを目にすることも多そうです

これから出会えることが楽しみになりました

✤

✤

くーちゃんが、スヤスヤ夢の中・・

近づいても目を開けません

どんな夢を見ているのかな～