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 vietriは、セラミックの街で、バスを降りてすぐの広場のあらゆるところが陶器で飾られたり作られたりしていた。
 陶器がはめこまれた壁の大きな建物がすぐに目に着き入ってみると陶器工場と卸の所で交渉している人や作っている人がいた。
 分厚くて筆のタッチを生かしたような花や生き物の絵が描かれたイタリアン食器が所狭しと積み上げられていた。
 
 たくさんたくさん買いたかったがこれからの長旅の事や荷物の重さを考えて諦めた。また、絶対来るところとして・・・。

 街は狭くちょっとした商店街があるだけだった。でも、この街自体がすばらしく、八百屋の壁は八百屋の絵が描かれたセラミックタイルで飾られ、肉屋は肉の、魚屋は魚ので街全体がセラミックづくしっと、いったところか。
 
 イタリアにはあちこちに水飲み場がある。日本にはせいぜい公園かデパートのトイレにしかないが。その水飲み場までも絵が描かれたセラミックでできていた。
 ちょっと商店街を抜けると眼下に広がるのはアマルフィー海岸。人もまばら。路地裏で吠えている犬。私の後を隠れながら着いてくる小さな兄妹。レモンの瓶。そうそう、あちこちにレモンの木があるのも素敵だった。
  
 また来る事を心に誓って、午後にはこの旅のメインイベントになるボランティアキャンプに向かうトレーノに乗った。