直裕小谷のしょーもない日記

第一回
財布を落としました。おそらく東村山あたりで。
黒のポーターの長財布、見つけた方は教えてください。お礼に一割どころか、全額あげます

というのも問題は入ってた金ではなく、鍵やらカードやらなんですわ。
やっぱり大事なものを全部いっこにまとめるオールインワン作戦は面倒臭がりな自分にはとっても便利だが、それと引き換えに多大なリスクを背負うとゆうことを忘れてはいけない。。そんな事に今更気づいた、もうすぐ22歳。
こうゆうときに必ず思うことは、タイムマシンがあれば、あんときの自分に忠告できるのになあ。ということだ。もー財布いらないから、タイムマシンが欲しい。いや、てゆうかタイムマシンがあれば、競馬とかでガッツリ稼げるからもはや財布とかどうでもよくなるんじゃないか?じゃあもうタイムマシンと財布とどっちか選べっていわれたら謙虚に財布とるから、財布もどってきてくんねーかな。はあ、財布財布。。
すぐにカードを止め、交番に届けを出し、鍵を業者に交換してもらったあと、親に厳しく叱られた。血がでるくらい。もうすぐ22歳。
そして親の怒りが鎮まった頃、新しい財布を買うまでこれを使いなさいと、オカンが何やら手渡してきた。
ジ、ジップロック…!!
坂東さんか、俺は。
こうして俺はとても不本意な形で、お金を密閉する人種の仲間入りを果たした。
本来これは言うまでもなく食品を空気に触れさせないようにし、食品の酸化を防止するための代物であり、決してお金を密閉する為の物ではない。そもそも、お金を密閉したって意味がない。
しかし、実際に財布として使ってみると、これが意外に使い心地がいいのである。お金を大事にし、無駄使いをやめ、本当に大事なものは何かを考える時間を提供してくれる(ような気がする)。とにかく、自分は今までこれに対して偏見を持っていたと、そう思った。
コンビニのレジで周りの人の異様な視線に気づくまでは。
たばこを買うために食品酸化防止袋から千円札を取り出すと、隣のレジに並んでいた女性二人組が明らかにこちらの手元を凝視しており、その目は確かにこう言っていた。
ちょっとみてみて!あいつ、坂東スタイルだよ!!
ほんとだ!超うける~!!
まってくれちがうんだ!確かに俺はお金を密閉してはいるが、これは不本意なんだ!坂東さんがTVでこれを使っているのを見て「その手があったか」なんて思ってないぞ!財布を落としたから、次の財布までのつなぎなんだ!!
といくら心の中で叫んでも二人の誤解が解けるはずもなく、今頃は「坂東スタイルを実践してる奴をみた」という笑い話になっているに違いない。
はやく財布買おう。