*本記事で記載することはあくまでも私の主観であり、その情報をもととした行動に伴う一切の責任を負いかねます。

 

 

①【ラメロ・ボール 全休のお知らせ】

 

シャーロット・ホーネッツのポイントガード、ラメロボールは右手首を骨折し、無期限に欠場すると2021/03/21夜に発表されました。

 

ESPNのエイドリアン・ヴォイナロウスキーによれば、ボールはセカンドオピニオンを求め続けているものの、シーズンの残りを欠場すると予想されています。

 

ルーキーオブザイヤーの筆頭候補と考えられていたボールですが、負傷当日は右手首の不快感に明らかに苦しんでいたにもかかわらず、後半もプレーを続けました。

ボールはルーキーシーズンの真っ只中にあり、平均15.9ポイント、5.9リバウンド、6.1アシスト、45.1%のFG成功率を記録、ホーネッツは現在、イースタンカンファレンスで20-21で8位でした。

 

 

 

【★本編★】

20-21シーズンでは初ブログになります、ざわです。おかげさまで元気にやっています。防護服とN95にも少しずつ慣れてきましたw

 

昨シーズンはザイオンの能力・話題性、またコロナウイルス感染拡大に伴う投資家たちの参入、それに伴う鑑定ブームにより、NBA、、NFL、サッカー、ついにはMLBとトレーディングカード収集は一気に高級な趣味となってしまいましたね。

今シーズンも右肩上がりで高騰を続けているNBAカード業界、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

私自身はというとそろそろ今のカードの高騰についていけなくなり、今シーズンはNBAのボックスは一つも開けておりません。NBA BoxのGBにも一つも入っておりません。今まで収集したコレクションの鑑定・整理にいそしんでおります。

 

 

今シーズンは昨シーズンと比較してルーキーのはずれ年ともいわれ、もしかしたらカードのBOX価格も下がってくれるんじゃないかな?と予想されていた方もいましたが、そんなことはなく、ひたすら右肩上がりに価格が上昇している現状です。

1.ルーキーのはずれ年

2.Revolutionがすべて直書きからシールオートに

3.ドンラスから一番人気だったNext dat Autoが削除

4.全てのプロダクトで生産数増加かつ価格上昇 (中身は増えるが薄くなる・・・)

さすがにどうかなと感じている今日この頃です。

 

 

では、ここからReddit,Blowoutなどの海外フォーラム、海外GB liveでのチャットなどを参考にしつつ、相場について思うことを書き殴ってみます。

 

①怪我をしたトップルーキーの価格は維持されたか?

NBAでいえば、昨年のザイオン・ウィリアムソン。

NFLでは今シーズンのジョー・ブローが当てはまるのではないでしょうか?

 

両社ともルーキーオブザイヤー筆頭としてカード界でも目玉として価格高騰を牽引していましたが、怪我をしたことによりその価格ははっきりと下落を認めました。ザイオンは怪我から復帰後にも変わらぬ活躍を見せてくれましたのでカード相場の高騰に伴い、そのカード価値は保たれたかに見えますが、今後さらなるけがのリスクはあり、今後も変わらぬカード価値が保証されているわけではありません。

 

 

②ラメロボールのカードは下落するか?

A.する。

全休前のラメロボールの価格はザイオン以上、ドンチッチ以下といった価格帯で推移していました。

ラメロの今シーズンの成績はこのようになっています。

平均15.9ポイント、5.9リバウンド、6.1アシスト、45.1%のFG成功率、チームはカンファレンスで8位。

果たして現在の価格はそれに見合っているでしょうか?

 

Hoopsのルーキーカードが当初10000円越えでebayで落札される履歴が続きましたが、その後すぐにラメロのHoopsルーキーカード(怪我前)は2500円ほどに下落しました。それでもザイオンより高いですが・・・。

 

まず、全体としてカード相場はプロダクトの出始めが一番高く、それ以降は緩やかな低下をたどっていきます。

しかし、若い選手の場合はひとたび試合に活躍すると、今後のさらなる価値の上昇を期待され、カード価格も上がっている現状です。その相場を形成しているのは多くの熱心なカードコレクターと少数の強欲な短期投資家(コレクターも兼ねている場合が多い)たちです。カード相場自体はebayの履歴を数件釣り上げると、相場が形成されたかのように見え高騰が簡単に起こります。

試合での活躍による高騰が見込めないとなると短期投資家たちはラメロのカードを保持する理由がなくなり、一度ラメロ相場の高騰を惹起するような行動は慎むのではないかと予想します。その代わりに、ラメロが怪我から復帰した後の活躍に備えて、下落した相場でラメロのカードを買いあさることは予想されます。

この怪我でラメロを見限るか、それともラメロを信じて下落した相場で買いあさるかはその人の判断次第だと思います。

 

 

③カードのBox価格は下落するか?

A.しない。

現在のカードの販売価格ははっきり言ってしまえば異常です。

その高騰がどこに原因があるかは不明ですが、国内でも駿河屋では例年とあまり変わらない販売を行っていたり、いくつかのショップでは大手ショップや個人店よりもはるかに安価で箱を販売しているところもありますし、カードショーではそれよりも安く販売していると聞きました。。この大きな価格差が生まれていることの理由が消費者側には全く分かりません・・。

 

この価格帯では全くもって新しくこの趣味を始めたいと思う人も生まれず、勧めようとも思えません。例えPSA10でもBGSBlacklabelでもそのカードを欲しいと思う人、その趣味を理解してくれる人がいなければ意味はないのではないしょうか・・。

 

そういう意味で数年前までとは全く違う趣味になってしまったと認識した方がよさそうです。

中国の富裕層が宝石や絵画を買いあさるのと同じように、カードも自由に買い漁ってもらえばよいのではと最近は思っています。

それが資本主義ですからねぇ。

 

ただこのカードはオークションで高く売れる! 高い価値があるから箱も高いんです!とショップや小売店が販売文句にしている現状は釈然としません。誰も今後カードの価値が右肩上がりになるとは思っていないでしょう? いつかはそのバブルは破裂するとわかっているのではないですか? 

お金に余裕のある富裕層やカード高騰により自分のコレクションの資産価値も上がりそれをやりくりして今も購入している人の高尚な趣味としてはしばらくは残るかもしれませんが、そんなゲームに付き合うのも疲れたなと思っている今日この頃です。

 

追記:海外サイトの予約価格ではPrizmの箱単価は下落傾向、特にラメロ怪我の報道後は1日で200$ほどさがりましたね。このままでいけば、もっと下がると思います。 (そうでなくても、海外の予約価格は発売日に向けて下落するのが普通なので何とも言えませんが・・。)

 

 

 

④どうせ買うなら2021-22の方がいいんじゃね?

ルーキーに関しては今年は外れ年、来年は当たり年との噂があるようですよ。

ルーキーカードの高騰を楽しみたい人はいっそ来年に楽しみを残すのも一つかもしれませんね・・・・。