プルトニウムは、自然界には殆ど存在せず、原子炉内でウランが中性子を受けて
核分裂した際に生成される。言わずと知れた原爆の材料である。
半減期は2万4000年もかかるため、人類が存在する期間は分解しないと考えてよい。
この物質のおそるべき特徴は、それを吸い込んだときの体内被曝といわれる。
放射能の被爆量は、距離の二乗に反比例する。距離が半分になれば値は4倍になる。
1ミクロンの微粒子でも、肺に吸い込んでしまうと、徐々に濃縮される。微量だから問題
ないという報道だが、分解しない物質を体内に取り込んでしまえば大きな問題である。
排泄されない限り濃縮されていくのである。
そして、細胞にくっついた時の被爆量は、距離が1mの時の1兆倍にもなる。
1μ=1/1000mm、1m=1000mm 1,000,000μの二乗なのだからその計算は正しい。
ヨウ素131、ストロンチウム90、セシウム137は、半減期が非常に短いので、あまり神経質
になりすぎてもいけないが、プルトニウムの危険性は極めて高い。
東電は本当のことを教え、マスコミは賢明な報道をお願いしたい。