23歳の私も、「ヤバイ」と思っていた。

この変なおっさんにつかまって、自分の人生をめちゃくちゃにされる・・・

そんな予感が漠然とした。


このひとは「破壊者」だと直感で感じた。


予感はことごとく的中した。

私の人生計画はほどなくブチ壊され、何事もうまくいかず。。。


根詰まった状況で、抜けた打開策があのおっさんだったのかも知れない。


家もダメ、彼氏も当てにならない、仕事は水商売で未来はない。


そんな中でよく自分は生き延びた、と思った。


今となっては、水商売あがれて、免許も取れて、

人並みの仕事について、体裁よく実家に帰れたのだから、

それまでに費やした月日5年と思えば、よかったのか、悪かったのか・・・。


ただし、多額の借金が私の肩には降りかかっている。


毎月きっと10万近くの借金を返済していかなくてはいけないだろう。

実家に住み着いて、必死で返していく、今の目標はそれ。


今年1年かかってダメだったら、来年まで。


30歳までには完済してみたい。今の目標。


ただ、おいちゃんが毎月いくら私にお金を渡してくれるか、ということにかかっている。

誠実に毎月きちんと返してくれる、という保障はない。

しかも病気だったら・・・。


不安要素は満載で、

これがもし、おいちゃん元気いっぱいでバリバリ働ける、という状況ならまた変わってくるだろう。

悪いことは続く。覚悟はしている。



しかし、5年間、家を出たたけど、

相当の余分なものが増えた。


あさって、処分に向うけれども、

人生に荷物は少ないほうがいいとあらためて実感した。

生活にはムダなものがあふれている。


鞄ひとつで始まってここまでなるんだから、

やっぱり人間はすごいわな~。


物は買うより捨てるほうが大変。

コマメに捨てるという行為が大切、






私にひとつだけ誇れるものがあるとしたら、


この『崇高なる精神』だ。


義理を忘れず、自分を犠牲に、頑張れること。


それを捨てたらもう終わりだ。


人に感謝をする心。


忘れてはならない大事なもの。


人に愛を与えること。


不幸な時こそ忘れがちになる。


冷たい風が吹いている。温かい春はまだ来ない。


遠く離れても僕は僕だよ、心配しないで、


どこにいても、誰といても、


この崇高なる精神はいつまで経っても枯らさない。


だから私はどこに行っても大丈夫。

『20歳年上の彼氏』そう聞いて人はどう思うだろう。


バカなことしたな、って思うかな、それとも「うらやましい」だろうか。


自分では、良く分からない。

出逢った時、私は23歳だった。

まだ若い女の子。


自分を庇護してくれる大人が欲しかった、


それに尽きる。


ひとりで生きていくには辛くて、

親にも頼れなくて、


誰かに寄りかかりたくて、


そして、42歳の人が本気で自分を好きだなんて、


夢見たいな気がした。信じられなかった。



大人だった、誰よりも。



甘えて甘えて甘え倒した。

自分のやりたいように、やらせてもらった。

「責任」「義務」全部放り出した。


手放しで愛してくれる人だった。


だけど、その代償はきついな。


これからその罪を被って生きていかなきゃいけない。


人生で一番幸せな4年間。あの時期はもう来ない。



今は、懲役始まったばかりだけど、

これから長い道のり、(自分では2年間)って思ってるけど、

ひたすら耐えてしのんで、

借金返して、暮らしを軌道に乗せて、生きていこうと思う。



年齢が28歳、ちょうどよかったのか、


世間では「結婚」「出産」と騒いでいる。


自分の人生はまだ長い。夢は遠い。


だけど終わりじゃない。


長く続く旅の途中で、最大の難関があって、

ここでいかにしのぐか、いかにうまく乗り切るか、


小さな智恵、経験値、最大限に使う。



人生は大富豪に似ている。

どのカードが配られるか。

そのカードをいかに活用していくか、

いつもいつも選択を強いられてる。



今が不幸、なんて嘆くけど、食べるものはあるし、寝る暖かいベッドだってある。

これより底の人だって沢山いる。


何が不幸だ、頑張れ、私。

気張れよ、大丈夫だって、私はきっとやっていける。