5月後半頃から、

こちらではニセアカシア(和名 ハリエンジュ)の花が到る所で咲いてます。

 

 

長さ10cm~15cmほどの房状の花で

天婦羅にして食べる人もいます!

 

佐久市民の憩いの場所「さくラさく小径公園」は花見の名所ですが、

今は隣接する千曲川河川敷のニセアカシアが満開です。

右側が桜の木。

左は千曲川河川敷に覆い茂るニセアカシアです。

 

ニセアカシアは1870年代に

土木の砂防、土止め等の利用目的で輸入された外来植物です。

当初、「アカシア」という名で広く知られていましたが

本物のアカシアも輸入されたことから

区別するために「ニセアカシア」という名になったそうです。

しかし長年アカシアと言って親しまれていた?ので

今でもこの花をアカシアと言う人が多いのが現状のようです。

 

このニセアカシアからは甘くて美味しい蜂蜜が採れるんです。

実家の周りにも沢山のニセアカシアが咲いていて

実家に行くと甘い匂いが漂ってます。

長野県で生産される蜂蜜の7割以上が

ニセアカシアの蜂蜜なんだそうです。

この時期、養蜂家の皆さんは大忙しなんですね!

でも、売られてる商品は「アカシアの蜜」などとして売られてます。

ニセアカシアの蜜」って言うより、「アカシアの蜜」の方がイイですもんね!(笑)

いっその事、ニセアカシアをもっと良い名前にしたあげればいいのに!(^^;

 

ニセアカシアの説明が長くなりましたが、

表題の件の「ニセアカシアが犯人?」ですが、

今の時期、止めてある車が埃だらけになったり、

家の窓を開けておくとテーブルなども埃だらけになってしまうことがあります。

また、雨が降ると

水溜りの淵にこの様な黄色い粉状の物が浮かびます。

一部の花粉症の方もこの時期花粉症が酷くなったと言う方もいるくらいです。

その原因がこのニセアカシアだというのです。

凄く沢山の花が咲いてるんですからそう思われるのも無理はないと思いますが・・・。

本当なんでしょうか?

 

先ほど、ニセアカシアからは美味しい蜂蜜が採れると書きました。

という事は!ニセアカシアは「虫媒花」なんですね!

「虫媒花」とは、虫に花粉を運んでもらい受粉する花たちの事をいいます。

これとは違い、

花粉が風に飛ばされることによって受粉する花たちの事を「風媒花」といいます。

 

「虫媒花」は虫たちの好む良い匂いを発したり、綺麗な色で虫たちを誘き寄せ

蜜を吸いにやって来た虫たちの体に花粉をくっ付けて花粉を運んでもらいます。

その為、虫媒花の花粉は虫の体にくっ付きやすくする為に少し湿り気や粘り気があるそうです。

この事から虫媒花の花粉は風に飛ばされることは無く、飛ばされたとしてもごく僅かなんです。

一方、風媒花の花粉は風に飛ばされやすくする為に凄く小さくサラサラな花粉です。

 

ではこの時期、車を埃だらけにしたり、水溜りの淵に浮かぶ黄色い粉は何かというと

松の花粉だったんです。

特に赤松の花粉なんだそうです。

下の写真はネットからお借りした写真ですが、

5月下旬に撮られた写真で、風に舞い上がる赤松の花粉だそうです。

この大量の花粉が風に乗ってやって来るんですね。

しかし、赤松の花粉で花粉症が酷くなるという方も少数だそうで、

多くの方々はイネ科の植物の花粉が主な原因のようです。

暖かくなってイネ科の植物も花を咲かせる時期になったという事なんですね!

 

ニセアカシアは犯人じゃなかったんですね!