お付き合いを始めて、そろそろ一年が経とうとする頃。
ひでくんの仲良し友達夫婦と一緒に夜ご飯を食べることになった。
ひでくん側の人に彼女として紹介してもらうのは初めてだったこともあり、自分的にはとっっても気合いを入れてたのに。

友達夫婦は私より8歳年上。
そもそもひでくんも私より5歳以上年上。
しかも、奥様はセクシー系お姐らしい(。-_-。)

これは…。
私も普段よりオトナめ狙っていかなくては!

そこまでの決意はまだ良かった。
しかし、方向性を思いっきり間違えた(涙)

何を勘違いしたのか私。
ガチセクシー路線に走ってしまった (T ^ T)
・後れ毛+片方寄せサイドテール(黒髪巻き髪ロング)
・赤い口紅メインのメイク(目がデカい派手顔)
・ワインレッドのVネックざっくりゆるニット(デコルテ全開)
・黒シフォンのスカート
・黒エナメルピンヒールパンプス

………………魔女か ∑(゚Д゚)
黒×赤×黒×赤…魔女だな。

いや、それでも予定通りの友達飲み会だけなら問題はないハズだった。
多少やりすぎ感はあったかも、だけど。

事件発生。
夜ご飯予定のお店に行く前に、吞む気満々のひでくんは、実家に車を置いていくという。
お店は実家から徒歩10分もかからないから、と。

待たんかい‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
この魔女コーデで彼氏実家とか罰ゲームかよ!
(*`へ´*)

ただ、ひでくんも本気で車を置きに寄るだけだったらしく、駐車場に車を置いたら「玄関先で声だけ掛けてくるから、外で待ってて」と。

セーフ♡

なんて安心してたら。2分程して玄関から出てきたひでくんの後ろに、何やら小柄なマダムが。

私、イヤな汗がダラダラ (-。-;

ひで母「あらー♡ 初めまして。私、ひでの母です〜♡」

うわぁぁぁん、やっぱそうだよねーーー!
。・゜・(ノД`)・゜・。

ひで母の後ろで、ひでくんが『ごめんマジ申し訳ございませんマジで。』と言いたげなアイコンタクト。

ひで母「まだ時間あるんでしょ?少しだけ、ぜひお茶でも飲んでいってちょうだい♡ ちょうどお父さん(ひで父)もいるのよ〜♡」

うぇぇぇぇん、さらに父までーーー!
。・゜・(ノД`)・゜・。

いつか来る彼親へのご挨拶イベントのために、ネイビーと白の清楚系ワンピース買ってあったのにー!
↑ひでくんにまだ何も言われてないのに既に準備してた(笑)

結局、お家に上がって10分程ご両親とお話しタイム。

すんません…こんな露出狂のような派手顏魔女が大切な息子さんの彼女でマジすんません…。
いや、実際は違うけどな!
世間では、『人は見た目が100%』らしいからな!

彼氏のご両親との初対面イベントはこうして突如やってきて、心で血の雨を流しながら終わってしまいましたとさ。

みこ感想
『 詰 ん だ 』
私はひでくんに出会う前に、結構気合い入れて婚活してました。

コンパ等飲み会は月5回ペース。
ガチ婚活パーティーは2回参加。

なんたって三十路突入しちゃったばかりだからね当時。
そりゃ焦るわな!

でも、私は基本的にモテないオンナ。
ナミやアキちゃん(←親族・友人紹介を見てね♡)と一緒にコンパに参加することが多かったけど。
メンズの皆様はみ〜んな2人に行っちゃうよね〜…。
(−_−;)ショボ〜ン
↑私の旦那様も最初はね!(♯`∧´)

とゆーわけで。
モテないオンナは、モテないなりに考えた。

ナミやアキちゃんみたいな美人と横並びになってたら、そりゃフツーに引き立て役で終わりじゃん?

でも私、実はスペック的には悪くない。

そうか。
じゃあ。
ルックスではなくスペックがモノを言う場所での出会いにシフトチェンジすればいいんだ★

スペックがモノを言う場所。

それは婚活パーティー♡

噂によると、自分のアピールポイントや希望条件を紙に書き出して、それを読みながら大多数のメンズと某テレビの人気お見合い企画でおなじみ《お見合い回転寿司》のようになるらしいじゃないか。

コレだ!
悪くないスペック × 多種多様のメンズ
= 私のことが好みな物好きに出会えるハズ★

実際、2回婚活パーティーに行ったんだけど。
2回共、カップリング成立しましたわ。

だがしかし。
コイツらがぶっちゃけ癖のある男たちだった…!
(。-_-。)

まぁ、ネタ満載のこの愉快なメンズの詳細は別記事で。
こんな記事の中でサラッと流すには勿体無いネタ満載メンズ(笑)

《結論》
・モテないオンナは、婚活パーティーの方が効率が良い。
・だだし、良スペック持ちに限る。
・出会うオトコの質は保証できない。

またまた遠出の話。
今回は香川県高松市の『屋島ハイウェイ』
そこにある『ミステリー坂』

上り坂なのに、空き缶を転がしたら勝手にコロコロ缶が登るという…。

そんなん、実際この手で試したいに決まってるや〜ん♡

てなわけで、ひでくんに遠出のお願いをして、行って参りましたミステリー坂!

だがしかし。
車から降りるの禁止になってた…!
Σ(・□・;)マジか!
(私達が行った数年前の話です。今現在もそんな規則なのかは不明)

でもでもでもでも!諦めきれない!
だってそのため『だけ』にわざわざ来たんだからっ!

みこ「ねぇひでく〜ん♡」
ひで「ダメ。」
みこ「……ちょっとだけ、ね?」(甘える)
ひで「ダメ。」
みこ「お願いっ!だって、このためにわざわざ来たんだよ?」(泣き落とし)
ひで「ダメなものはダメでしょ。」
みこ「ケチんぼ!(♯`∧´)」(キレる)
ひで「ダメ。」
↑徹底抗戦の構え。

あかん…絶対OK出ないパターンだコレ。
(−_−;)ショボ〜ン

めったに無い《みこ@ショボ〜ン中》に、いささか哀れを感じたのか。

ひで「…帰り、運転代わってあげる。運転してたら、ミステリー坂の理由わかる。」
みこ「……?」

帰り道、運転席でワクワク状態の私。
さぁ、やっちゃうよ♡ (*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

いざ、ミステリー坂に差し掛かって。
さぁ、上り坂だ〜ペース落とさずガンガン行こうぜ〜!
アクセルベタ踏み★

ひで「ちょ、待ってベタ踏みストップ!」
みこ「へ?」
↑ベタ踏み続行中。

あら?
あらららら?

上り坂なのに。
上り坂なのに。

まるで下り坂のようにガンガンスピードUP★

((((;゚Д゚))))))) ヤバイ死ぬ!

ブレーキさん頑張ってぇぇぇぇ‼︎‼︎‼︎

無事にスピードDown。
ホッ…心中回避(笑)

実はこの坂、どっからどう見ても上り坂なのに、実際は下り坂だったというね。
心臓に悪いよね(笑)

こんなことが起こる理由は、『屋島ハイウェイ』『空き缶』でググってみてね♡
↑他力本願かぃ! (^_^;)

交際中の記憶を辿るにしても、平凡な三十路男女にドラマティックな出来事なんか早々起こるわけ無いし。
まあ、思い出せるものだけ書いとこ。
私の頭の中の消しゴムが活躍する前に σ(^_^;)

みこ「たまには遠出してみたい!」
ひで「どこに?」
みこ「♡い・ま・ば・り♡」
ひで「何しに?」
みこ「食べに♡」

ただでさえ、デートで私に会うために片道160kmほど運転しなきゃならないのに、そこから更に遠出(笑)

ひで「………それ、来月でいい?」
みこ「いつでもいいよ♡」
ひで「来月、連休取るわ…。」

それが賢明ですな (((o(*゚▽゚*)o)))

さて。
ゆるキャラグランプリ1位の冠を持つバリィさんのお膝元・愛媛県今治市。
この地で、みこ様の食欲を満たしに行くぞー!

現地に到着したらお昼前。
もちろんランチは『焼豚玉子飯♡』
開店前から重松飯店に並びましたさ!
↑既に5組ほど並んでた ∑(゚Д゚)

いや〜やっぱ本場で食べるべきだね。
美味しいわぁ♡

焼豚玉子飯の有名店といえば、重松飯店さんと白楽天さんだと思うけど。
白楽天さんのは、タレが重松飯店さんのより甘く感じるので、私の好みは重松飯店さんの方だなぁ。

ランチでガッツリ丼物をかっこんだ私達。
その足で割と近くにある登泉堂さんへ。
ここは、『かき氷』の名店!
暑い中、店の外にずらららら〜っと大行列。
美味しいものを食べるためなら、何時間だって待てる女みこ。
当然、行列に並んださ!
「お腹いっぱいだから、もう少し後に行こう」と主張していたひでくんは、並んでる間にいい感じに小腹が空いてくる未来が見えたのか、素直に並んでた(笑)
そりゃ、この行列だからね!

1時間程待って、店内へ。
登泉堂さんのカキ氷と言えば、やはり『いちご』
ここのいちごシロップ、とにかく濃厚でガチで美味しいの…♡
毎年、ひと夏に売る分を大量に作ってて、途中で追加作製しないから、無くなり次第終了になるんだよね〜。
だいたい4月末からかき氷始まるんだけど、7月上旬とかに販売終了の年も多い。
当然、私のねらいはいちご様なので、メニューなど見る必要は無い…わけがない。
メニュー熟読。

ひで「いちごにするんだよね?」
みこ「うん、ひでくんはね。」
ひで「…あれだけオススメはいちご!って叫んでたのに、頼まないの?」
みこ「わざわざここまで食べに来て、胃袋2つあるのに同じ味2つ頼むの? ナイナイナイ!2種類を半分こでしょ♡」
ひで「え、待って1人1個?」
↑ここのかき氷かなりデカい。食後のデザート感覚で、1個を半分こしようと思ってた模様(笑)
みこ「え、お客2人なのに注文がひとつなんて、そんなお店の方に失礼なこと出来なぁぁぁぁい!」
ひで「………ソウダネ。」

メニュー熟読。シンキングタイム。
ほうじ茶かき氷に決定♡

店員さんにいちごとほうじ茶をオーダーしたところ、その店員さんの後ろを、わらび餅を運ぶ店員さんが颯爽と横切るではないか!

みこはわらび餅が大・好・物 (≧∇≦)

みこ「わらび餅だぁ…♡」
ひで「……(まさか、いやいや、まさかだよね?)」
↑とでも言いたそうな顔。
店員「あ〜、わらび餅もすっごく人気なんですよ〜!今日はもう残り2つですね〜。」
みこ「ください(即断)」
ひで「 ("⊙Д⊙") 」
↑リアルこんな顔だった(笑)

全部、美味しく頂きました♡

次なるお店は、玉屋サントノーレさん。
登泉堂さんと並ぶ、今治の2大かき氷スポットですな!
甘いものをあまり好まないひでくんは、ここはさすがに見てるだけ。
私が1人で堪能いたしました★
こちらの人気No.1のかき氷は『ミルクセーキ』
ミルクセーキの、昔懐かし優しいお味…美味ですわ♡
かき氷というより、シャーベットに近い滑らかさかな。

そして帰路についた私達。
道の駅『風早の郷・風和里』に寄り道。
ここのモンテサントさんのジェラートが大好きなんですよ〜★
ひでくんは今回もリタイアということで。
またしても私だけが堪能♡
何のお味かは忘れちゃったけど(笑)
でも、ここに来たらチェリーブランデーかラムレーズンかチョコチップなので、きっとどれかでしょう、うん。

この日のひでくんの移動距離は往復350km近く!
ありがとうございました (*^▽^*)ノ

しかしこの日以降。
ひでの彼女ってどんな子?という問いに対して。
今までは『年下で、いつも笑っててよく喋る、明るいフツーに可愛い子』だったらしいが。
『年下で、いつも笑っててよく喋る、明るいフツーに可愛い《フードファイター》』
に変更されたらしい。
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3


付き合う前は、絶食系男子を全力で狩りに行っていたので、メールは頑張って送ってた私。

でも本来私は面倒くさがりで、電話やメールはそんなに好きじゃない。
なんせ面倒。
返信は翌日なんてザラ(笑)
↑幸いひでくんもこのタイプなので、この点についてはとても相性が良かった♡
結婚まで辿り着けた大きな要因と思われる。

しかも、ひでくんは店舗を統括する責任者で、開店から閉店まで店舗内にいるのはデフォ。
休みも呼び出され出向く率高し。

私も、実は結構激務なお仕事。
朝は7:30に家を出て、帰宅は22:00過ぎが平常運転。
帰宅深夜0時越えも珍しいことじゃない。
おはようからおやすみまでお客様を支えますってか (ー ー;)
休みも、月の半分は無給出勤 orz
中々にブラックな日々…。

そんな2人が遠距離恋愛なんてスタートさせちまったんだからさぁ大変。

《メール》
みこ→面倒くさい。
ひで→面倒くさい。
結果→デートの日程調整に利用。
それ以外は気が向いたときだけ。
1週間とか連絡無くても平気。

《電話》
みこ→面倒くさい。
ひで→嫌い。
結果→ほぼ無し。

《デート》
みこ→不定休のシフト制。月の半分は出勤。
ひで→不定休のシフト制。休日出勤頻繁。
結果→月に1度がデフォ。ごく稀に2回の月も。

こんな2人でも結婚しました♡