MINIATURE LIFE展 ~田中達也 見立ての世界~で展示されていた
作品の中で
これって、、、
クリスチャンなら「ピン!」ときた方が多いと思います。
そう、「ノアの箱舟」です。
左下のタイトル板の下に「タグ付け」の文字が書かれているのですが
その中に「ノアの箱舟」と書かれていました。
先頭にいるのが「ノア」
次々に歩いている動物はオスとメスのペアです。作品にもその違いが
はっきりと分かれています。
また、箱舟に見立てた「スイカ」の上に一羽の鳥が止まっていて、この鳥がのちに大きな役割をします。
これは聖書を読んだり、参考書を読んでいないと知りえない事柄なので、田中達也さんの作品に対する真剣さをいうのをすごく感じました。
ほんの一部分ですが、作品に関係する聖書の箇所を抜粋しました。
17 わたしは地の上に洪水を送って、命の息のある肉なるものを、みな天の下から滅ぼし去る。地にあるものは、みな死に絶えるであろう。
18 ただし、わたしはあなたと契約を結ぼう。あなたは子らと、妻と、子らの妻たちと共に箱舟にはいりなさい。
19 またすべての生き物、すべての肉なるものの中から、それぞれ二つずつを箱舟に入れて、あなたと共にその命を保たせなさい。それらは雄と雌とでなければならない。
20 すなわち、鳥はその種類にしたがい獣はその種類にしたがい、また地のすべての這うものも、その種類にしたがって、それぞれ二つずつ、あなたのところに入れて、命を保たせなさい。
21 また、すべての食物となるものをとって、あなたのところにたくわえ、あなたとこれらのものとの食物としなさい」。
この作品のタイトルは「100人乗っても大丈夫」ですが、
聖書にはこの箱舟の作り方(寸法)もしっかりと記載されていますよ。
ゾウ、キリン、サイ、ライオンなど、、、かなりの重さに耐えられるように
作られた箱舟。ノアは何年もかかってそれを作り上げたんですね。
ノアの信仰に励まされます。