もともと感動モノが好きなんです。
たとえ作り話であろーと好き。
この本は作り話じゃなくて実話。
これを本屋で見つけてなんとなく手にとってなんとなく読んでみた。
たとえば親と離れて暮らしている場合。
1年間で親に会えるのは
お正月とお盆の6日間しかないとしたら…
6日間といっても
1日のうち親と一緒にいる時間は
1日の半分以下。
多くて11時間と計算してみてください。
仮に親が60歳で80歳まで
生きるとしたら
20年×6日間×11時間=1320時間
親の残された寿命 × 1年間に会う日数 × 1日で一緒にいる時間日数にするとわずか55日間
親の死はいつかは必ず訪れる
この本にはそう書いてありました。
高校卒業してすぐに
親元を離れて暮らしてる今。
18年間もみなこを
お母さん1人で育ててくれた。
それも4人兄弟。
今まで素直に言えなかった
『ありがとう』と『ごめんなさい』
何で言わなかったのか後悔した。
そして何より
たくさん迷惑かけたのに
いきなり家を出たことも後悔した。
家に帰りたいって気持ちはあっても
仕事してる限り
帰れる日は1年間で1、2週間。
帰っても遊びまわる。
この本に書いてあるとおり
親に会える時間はごくわずかです。
55この話からひとつ。
5 メールの操作を教えてあげる
携帯電話を買ったおふくろが
メールの操作方法を頻繁に
訪ねてくるようになった。
70代には覚えるのが大変なようで
なかなかメールを送るまでに至らない。
そもそも、説明書が難しくて
どこに知りたいことが書いてあるのか
分からないと言う。
仕事が忙しい時期だったこともあり
俺は電話口でイラついてしまった。
『メールなんかいったい誰に送るんだよ』
その日以来
電話がパタリと止んだので
ちょっと言いすぎたかなと気になっていた。ところが数日後
おふくろからメールが届いた。
『仕事はどですか?
いま送り方が分かりました』
そこで初めて気がついた。
そうかおふくろが質問してくるのは
俺にメールを送るためだったのだと。
『メールのやり方よく分かったね』と
返信すると翌日になって
誇らしげな返信がきた。
『大変だったけどなんとかね』
43歳男性
そのほかにもたくさんの
小さな物語が書いてあります。
親の死を見届けられなかった物語や
親が亡くなってから片付けをして
小さな頃の手紙を
大事にしまってあった物語など
本当に小さな物語。
でも読むと涙が止まらなくなる。
親に感謝したりする。
なにより
すごくお母さんに会いたくなる。






