十数年前、ある土曜日の朝、突然「お父さんが血尿で、E病院へいくから!」と母親から電話。
朝から赤ワイン(ワイン好きの方ごめんなさい)のような血尿で、 かかりつけの医院の先生が「紹介状書くから」と言われたらしい。
E病院に、母、妹夫婦と私夫婦が集合。
泌尿器科のドクターが「検査しましょう」と言ってこの時は解散。
こっそり戻って「 ガンですか?」と聞いたら「検査してから」と言われた。
あんな頃のドクターは、告知にとても慎重だった。
今回。
エコー検査しながら「糖尿は膵臓もやられるからねえ」と言いながら腹部をグリグリ。
膵臓は大丈夫そうだねえ、と言いつつ、身体の右側から左に移って「ん?」
医者の「ん?」とか「え?」なんてロクなことないよね。
「んん?」から「んーーー?」
ああ、もう、心臓に悪い。
「んー。これねえ、エコーの抜けが悪いから
CT取りに行って」
「え?」
「ええ?それって」
「んー、多分ガン」
「は?」
糖尿病告知に続いて頭まっっっしろ。
ガンですか?私。
「CT視ないとはっきり言えないけど、まず間違いない」
ガン告知って、こんなに簡単なの?
そりゃ、私は告知は自分にしてほしいタイプだから良いけど、こんなにあっさりガン告知なの?
重く言われても困るけど、こんなに簡単なもの?
糖尿病とガン?
どーするよ?
とりあえず、近くのCTが取れるO病院に午後の予約。
近くなので自転車で。
結果が1時間くらいで出ると言われそのままスマホで本を読みながら待機。
CDと封筒貰って、夕方再びかかりつけ医へ。
うん、ガンだね。
ガンかあ。