この動画では、人間がなぜ自分を「理想の姿」と錯覚してしまうのか、そしてどうすれば現実を動かせるのかが深く掘り下げられています。

1. 「自分を盛る」という錯覚の正体

加藤氏は、ほとんどの人間が自分自身の正体を分かっておらず、自分を「盛って」見ていると指摘します。

  • 自分自身の誤解: 本来は「毒を持った毛虫」のような存在であるにもかかわらず、自分を「美しいカイコ」だと思い込んでいるような状態です。

  • ルシファーの仕事: 「こうありたい」という理想の自分を、あたかも「本当の自分」であるかのように錯覚させるのは、ルシファー(悪魔的エネルギー)の働きによるものだと説明されています。

  • 受容体の乗っ取り: 本来入るべき正しい情報ではなく、ルシファーが入れ込んだ「自分は素晴らしい人間だ」という嘘の情報で心の受容体がいっぱいになってしまっています。

2. 「幻想」で埋めるか、「リアル」で埋めるか

理想と現実のギャップをどう扱うかが、繁栄かジリ貧かの分かれ目になります。

  • 幻想(自己啓発・脳科学)の罠: 「すでに手に入っている」と呪文のように唱えて幻想でギャップを埋める手法(当時の流行)を、加藤氏は「役立たずを量産するだけ」と一蹴しています。

  • リアルの追求: 幻想ではなく、現実の努力と結果でその差を埋める必要があります。加藤氏は、本人が「自分はカスである」といった不都合な現実を受け入れれば、そこを「リアルな結果」で埋める手助けができると述べています。

3. 特性の受け入れと活用(サヴァン症候群の例)

自分の欠点や特性を「治すべき異常」と捉えるのではなく、認め、活用する方法を提案しています。

  • 視野の狭さを生かす: 例として、視野が極端に狭い(1メートル先しか見えないような)特性を持つ人の話を挙げています。

  • フォーカスの力: 全てが見える自分という「思い込み」を捨て、1点しか見えないなら、その1点に情報を集中させて取るという方向にシフトすれば、結果が出やすくなります[12:56]。

  • サヴァン的な生き方: 全ての能力が平均的になる「オールラウンダー」を目指すと、突出した才能が消えてしまうことがあります。自分の極端な偏りを認め、そこに集中力を向けることが重要です。

結論:なぜ「盛る」のをやめるべきか

自分を「盛る(幻想で飾る)」ことは気持ちが良いものですが、それでは現実は一歩も動きません。叩きのめされて初めて自分をまっすぐ見た時、自分の本当の特性(例えば視野の狭さなど)を武器として生かすための「集中力」や「目的」が見えてくると説いています。

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