1. 正しい判断を狂わせる「対抗意識」
ライバルを作ることは良いことである反面、その場の感情で「あいつを出し抜きたい」という対抗意識を持つと、冷静なら選ばないはずの「損な選択」をしてしまうと警告しています。
-
具体例:車の運転での失敗
加藤氏がかつて住んでいた場所で抜け道を通った際、前の車も同じ道を知っていました。その車が最初の角を曲がった時、加藤氏は「あいつに負けたくない」「出し抜きたい」という対抗意識から、あえて次の角まで進む道を選びました。しかし、本来は最初の角で曲がるのが早いと分かっていたため、結果として信号に捕まり、相手に大きく差をつけられてしまいました。
2. 「我流」に走ることの危険性
この対抗意識は、学びの場でも「加藤はこう言ったけれど、俺は違うやり方で成功してやろう」という形で現れます。
-
最短ルート(教えられた通りにやること)が分かっているのに、変なプライドや対抗意識から違う道を選んでしまうと、大きな失敗に繋がります。
-
「他人の真似をしたくない」という理由で独自のやり方に固執することは、失敗する人の典型的なパターンであると指摘しています。
3. 意識の変化と「別次元」への突入
対抗意識やイライラなどの感情の乱れは、自分のいる「次元」を変えてしまうと言及しています。
-
異次元への入り口:一つのミスにイラッとした瞬間に、暴力的な世界やトラブルの多い世界(次元)へ入り込んでしまうことがあります。加藤氏自身の体験では、道に迷ってイライラした途端、バイクに煽られるなどの攻撃的な状況が連続して起きたそうです。
-
次元の安定:自分の心の状態を把握し、意識を安定させることが重要です。調子に乗っている時(ハッピーすぎる時)も、実は「隙」ができやすく危険な状態であると述べています。
まとめ
加藤氏は、「自分は今こういう状態にある」という心の動きを常に把握しておくことの大切さを説いています。無駄な対抗意識を捨て、教えを素直に受け取り、淡々と最短ルートを選ぶことが、失敗を避ける鍵となります。
