ぎっくり腰のこと、魔女の一突きって言いますよね。
あれって経験してみないとわからないです。
やってしまった後の、なんともいえない気持ち悪さ。

僕の場合、だんだん動けなくなっていきました。
どんどん状況が悪くなっているのがわかるのに、
何もできない悔しさ。思い出しただけでぞっとします。

あの時も、いつもと変わらず、仕事をしていました。
荷物も同じ、何も無理してはいないはずでした。
それが、

“ザスッ”

腰がずれたように感じました。
低いところの荷物を持ち上げようとした瞬間
その時はやってきました。

初めの激しい痛みの後、じわじわと痛くなっていくのが
わかります。変に力が入ると激しい痛みが
襲ってきます。

私はその場にうずくまりました。
こうなるとどうにも動けません。
しばらくじっとしていました。
これが腰痛の始まりでした。
一緒に働く仲間にはちょっと迷惑(^▽^;)な
張り切りボーイだった私は、荷物を人の分まで
運ぶようになっていました。

運ぶ・・・ちょっと違うな、積み替えるといったほうが
正しいかもしれません。
大きいパレット(荷物を積んでおく台)から、
小さいパレットに手作業で積み替えていました。

こんな単純作業をだったために、漫然となると
ただただ疲れるだけの作業になってしまいます。

スピードを上げて、一緒にやっている人の分まで
やったのは、モチベーションをあげるための
自分なりの挑戦だったとおもいます。
職場の先輩方からは
「見た目の割りによくなるね」という評価を
頂いていました。

私の2倍はあるんじゃないかという太い腕で
ガンガン荷物を運ぶ人たちです。
中には一箱12kgはある箱を、両手でひとつずつ
持ち上げる強者もいました。

こんな人たちの中で「よくやるね」って
言われたのは快感でした。

直属の上司は腰の悪い人で、
すこしでも助けてあげようと
スピードを上げて、相手の分まで運んだことも
ありました。

今思えば、馬鹿なことをしてしまったと思います。
いっぱい運んだからって時給があがるわけでもなく、
完全に自己満足の世界ですから(笑)