第八話
結局少しあやかと気まずいまま
僕は宿舎へと戻る
とぼとぼと歩いている途中で携帯がなったから
あやかだと思って、急いでとった。
「もっしもし！」
『じゅぅんすーーーー！もう時間ちょっとだから走って帰ってきっなさーい！！！』
その声はジェジュン。
なぁんだ、あやかじゃないのか
少しがっかりして
「わかったぁ」
とだけ言って電話を切った
振られちゃうことはないと信じてるけど、
やっぱり不安で。
焦っちゃダメだって言い聞かせても
いざあやかに会うと、ダメなんだ。
200日記念日なんてきっとあっという間。
その時には、心も体も繋がりたい。って
こんなに明るいうちから考えて、
少し頬が熱くなった僕