私もこんなんやってみたいと言うので、
お出かけに鶯丸も連れて行きました。
鶯丸と禅海和尚
"青の洞門"は、私なりに大雑把に言うと、
昔々、トンネルがなくて、崖に縄とか鎖をつないだ難所を通らないと先へ進めない所で、落ちて何人も命を落としてるのを見た旅の途中の禅海和尚が、
「ここを掘ってトンネルを作ったら、
皆が死なずに通れる」
と、槌とノミで掘り始めたけど、すごく硬い岩盤だったから、
周りの人々から
「あんなん掘れる訳ない」
「どうせすぐ諦める」
とか悪口言われてたけど、一人でもずっと掘り続けて、何年も経ったら、賛同する人も増えて、結局、苦節30年位かけて完成させたというトンネルなのです。
まさに、
「人の一念岩をも通す」
菊池寛の「恩讐の彼方に」という文学作品にもなりました。
もっと向こうにもあるよ。
現代では、道路もトンネルもあって車でスイスイ通れるけど、
俺の好きなお茶屋もあった。
by鶯丸。。。