熊本県阿蘇郡小国町の北里柴三郎記念館へ行きました。
新札の千円札の人です。
記念館は新しくて立派な建物でした。
学芸員のような案内の方から最初の説明を受けました。
クイズ形式の音声ガイドも無料貸し出ししていました。北里柴三郎さんに全く詳しくないので、3択は殆どカンで答えましたが…
敷地内に実家があって、元々はすぐ近くの川のほとりにあったのを、水害を心配してこちらに移築したという事でした。
ここはお客様をお招きする所。
貴賓館。
とても眺めが良いです。
元々地元では代々お金持ちで、有名になって立派な実家を建てられたそうです。
故郷に錦を飾ったんですね
ドイツ留学して結核菌を発見したコッホの元で勉強を続けて、世界で最初に破傷風菌の純粋培養に成功し、それにより破傷風菌の血清を作って血清療法を確立し、世界的に有名になり、ドイツに残って欲しいとかアメリカから来て欲しいと言われたけど、日本の為に尽くしたいと言って日本に帰ってきたのに、
日本の医学界の偉い人達から妬まれて、何の仕事もなかったという…
ひどいですね妬みと偏見は昔から…
福沢諭吉が、こんな優秀な人に仕事を与えないのは日本の損失だと言って、伝染病研究所を建てて、そこの所長に任命しました。
北里柴三郎は、後に赤痢菌を発見した志賀潔や野口英世など優秀な人達をそこで育てました。
福沢諭吉、北里柴三郎がいなかったら、今も多くの伝染病が日本では流行していたと思いました。
その他にも色々と勉強になりました。
新しい千円札の顔となった北里柴三郎記念館、
もし近くに行かれる機会があれば、是非行ってみて下さい、オススメです