ゴールデンウィークつかれたよ。
無限にでてくる
君の再生可能エネルギーをわけてほしいよ(^-^;)
■統合失調症という病気
精神病で統合失調症(旧精神分裂病)という病気について、
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
念のために書かせていただきます。
人間の1%ほどの人たちが患い、幻聴や幻覚、妄想を引き起こし
重症化すると、日常生活がおくれないほど、
現実と妄想の境界の判断がつかなくなります。
発症の原因は
1,生まれ持った体質や感受性など
2.仕事や生活環境のストレスなど
そして、南国には発症する人が少ないらしいです。
症状を緩和するには、個人の症状に合わせて、
薬を飲みつづけることだそうです。
飲むのを忘れると、また再発するので、
根本的な治療はできないのが現状のようです。
この記事は、親族に2人の統合失調症患者を持つ
とある親しい友人の記録になります。
(ブログ掲載については、友人に許可済みです)
話が長くなるので、結論だけ知りたい人は
「■憎しみを乗り越えて」だけ読んでくださいね。
■無慈悲な家庭環境
友人の母(Aさん)が発症した(異変に気づいた)のは、
友人が高校生になるかならいかくらい(20年前)の頃です。
この頃、友人は悩んでいるようでしたが
私がそのことについて聞くと、
「君に話したところで、何も解決しないから」
と塞ぎこむばかり。
高校卒業後しばらくして、友人と再会してたまたま会って話をしたとき、
「助けてほしい」
とのことで、詳しく聞くと、Aさんは激しい妄想と幻聴により、
家庭もめちゃくちゃになったとのこと。
状況としては、父親(Bさん)が現実を受け入れられずAさんにDVを繰り返し、
Aさんは某宗教団体にストーカー被害にあっている(どこまで真実かわかりませんが)とのこと。
そしてAさんは、拉致されて頭の中に盗聴器を埋め込まれたとか訴えたり、
盗聴器を確認するため、家の壁をこわしたり、
あるときは夜中に友人がAさんたたき起こされて、
母の知人が斧で頭をかち割られたなどと、現実か非現実的かわからない発言に
振り回されて悩まされていたと。
Aさんを病院にもつれて行けず、薬ものませられず、もうお手上げだと。
友人自身もうつ病になって「死にたい」というほどまでの状況だった。
確かに私が、その友人の力になることはできなかったが、
家からでることを勧めて、友人は実家からでて暮らすことになった。
■2人目の被害者
友人は実家から離れて、良くなったように見えたが、
実家の状況はさらに悪化していた。
友人の弟(以降C君)が統合失調症を発症したそうだ。
暴力衝動で大変だったという話だが、
一番インパクトがあったのが、
C君を入院させるときだったそうだ。
C君は病院で、「モンスターが襲ってくる!」と言って、
周辺にいる看護師や医者を、かたっぱしから殴り飛ばしたそうで・・・。
これを聞き、統合失調症の怖さを再確認した。
原因は分かっていないが、
おそらく、特異な環境下で
C君もAさんに感化されたのだと私は考えている。
■社会保障に救われた
割と最近のことだが、状況に進展があったようだ。
C君とAさん(母親)について
Bさん(父親)が、疲弊して金銭的に援助することが
できなくなったと。
そこで、友人は会社に有休などの休みをもらって、
AさんとC君の生活保護申請をを行い、
それが受理されたそうだ。
そして、Aさんも病院になんとか入院させることができ、
統合失調症の病気を本人が自覚するまで回復したようだ。
C君はいまだ病院で治療を受けているようだが、
Aさんはヘルパーの力を借りて、なんとか暮らしているようだ。
そのことについて、友人が話してくれたことは、
「社会保障があるおかげで助かった。
俺は長い間、理不尽なことに苦しめられてきたが、
ようやく自分のために生きられるようになったんだ。
悪いけど、これから死ぬまであの二人を面倒みることはできない。
冷たい人間かもしれないけど。分かってくれよ。本当につらかったんだ。」
友人が涙ながらに話すのを、
私は、頷き聞くことしかできなかった。
この友人を責めることができるのは、
サイコパスか、人間以外のどちらかでしょう。
■憎しみを乗り越えて
以上で、「身内の統合失調症患者」との関係は、
友人の中で一区切りついたようです。
彼は、どうすれば良かったか、どうすべきかを
私の中で考察してみます。
1.友人はもっと利己的で良かった
友人はやさしかったんだと思います。
とっとと縁を切った方が友人のためになったのに、
慈愛だ家族愛だということに縛られて、本人の人生で
一番楽しい時期を、辛く過ごしてしまった。
もっと、自分の感情なり欲求を素直に表現すれば良かったんだと思います。
確かに、学生の身でどこに相談すればいいかなんて
分からなかったのだろうけれども。。。
こういった子供たちが救われる社会になるといいですね。
子は親を選べないし、親(に代わる人)がいないと生きるのが困難ですので。
2.過去より未来、原因より目的に目を向けるべき
最近アドラー心理学の本を読んだのですが、
ユングやフロイトより、「幸せに生きる」ヒントが得られるので
おすすめです。
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話が脱線しましたが、アドラーが提唱するように、
原因より目的をみるようにする。
辛いことがあった時に「また嫌なことに合わないように」と
過去の原因に目がいって「気持ちが沈む」よりも、
「これから幸せに生きるためにはどうすれば良いか」と
未来の希望ある目的に目を向けることの方が
「気持ちが前向きになる」と。
こういった気持ちを、これから友人には持ってほしいですね。
3.復讐にとらわれない生き方をしてほしい
苦しんだ原因について、
考えると復讐をいう手段を選ぶ人はいると思います。
「母親の未熟さが悪かったのか?」
「理解がない父親が悪かったのか?」
「某宗教団体がストーカーをしたのが悪かったのか?」
「病院や国や役所の人の理解がないのが悪かったのか?」
「俺の無力さが悪かったのか?」
復讐に生きる人生は、その人にエネルギーを与えてくれるでしょうが、
なんとも辛いもので、虚しいことだと思います。
おそらく、友人が体験したことは、
現在も苦しんでいる人たちのためになることもたくさんあるはずです。
ですから例えば、友人の経験を生かし、
同じ境遇の人たちを救う活動や情報共有の活動をするのであれば、
世の中はもっと良くなるはずです。
しかし、友人にとって負担となる辛い思い出でしょうから、
忘れた方が楽なのかもしれません。
十分に傷を癒して欲しいと思います。
そして最終的に、友人が失われた過去を取り戻せるほど、
素敵な未来に進むことができること、
それを私は心から願っています。
(ヤマナさん素敵なご意見ありがとうございます、記事内容を書き換えさせていただきました。)
----友人へ--------
また飲もうよ。今度は明るい未来の話をしようね。