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終末期を
経鼻経管栄養法にて過ごしていた母が
6月に永眠いたしました。
骨粗鬆症による圧迫骨折で
入院したのが2年前
さまざまな感染症で
心肺機能が低下し
しだいに口からの食事も摂れず
寝たきりとなり
突然の余命宣告に
少しでも長く母と一緒の時間を…と
選択した延命治療でしたが
命を維持するための措置に
母はここまで望んでいただろうか…
繰り返される輸血で
身体と心に
どれほどの苦痛を与えてしまったのだろう…と
後悔の念に苛まれる日々
心安らかに旅立ってくれたのでしょうか
最期を迎える数日前
『また明日ねー』の語りかけに
突然 目を開け手を振ろうとする
奇跡が起きたのですが
今にして思えば
最期まで
気丈な姿を見せたかったのでしょうね