3/31をもって、市役所を退職しました。
たった二年間だったけど、この職場で働けて本当によかったと思っています。
周りの方々にも恵まれて、すごく可愛がってもらったし、すごく助けてもらいました。
同期もみんな優しくて面白くて、仕事に対する姿勢とか尊敬できる部分がたくさんありました。
市役所という仕事柄、本当にたくさんの人と触れ合う機会が多くて、世の中にはいろんな人がいること、
自分では有り得ないと思うことを当然だと思う人がいるっていうことも改めて目の当たりにしました。
役所のやりかたに疑問を感じることや、納得できないこともありました。
辛いこともあったし、自分にはこの仕事は向いてないんじゃないかって思うこともあったけど、
それを乗り越えたおかげで、入職時よりは一回りたくましくなれたんじゃないかと思っています。
それにしても今回の退職、二年間かけて勉強して就職したのに、二年で辞めるという・・・
みんなに呆れられたり、厳しいことを言われるんじゃないかと覚悟していました。
うちの職場は三年の異動サイクルなので二年で辞めると迷惑がかかるし、
同期の中で初めての退職者なので、同期の志気を下げてしまうんじゃないかと思ったりしました。
それでも、わたしなりの考えがあって、よく考えて下した決断なので、周りに何を言われても自信を持とうと思ってました。
でも、周りの方々の反応はちょっと違っていました。
もちろん、せっかく就職したのにもったいないっていうことはいっぱい言われたんですが、
予想していた以上に皆さん喜んでくれて、お祝いの言葉をかけてくれたり、いなくなることを寂しがってくれたり。
本当に温かい反応でした。
送別会もいっぱい開いてもらって、3月は毎週のように飲み歩いていました。
プレゼントもいっぱいいただいて、同期や職場の方からのメッセージ、アルバム、お花などなど…
わたしの勝手で退職して皆さんにはかなり迷惑をかけるのに、
ここまでしてくださるなんて本当に本当に有り難かったです。つくづくわたしは幸せ者だと思いました。
そして、これだけ皆さんに温かく送り出してもらったからには、新しい環境でも精一杯頑張らないといけないなと
改めて感じました。
今度会うときも、皆さんに胸を張って会えるように。
皆さんの厚意を無碍にしないように。
強く生きていこうと思ってます。
そして、今日から新年度が始まりました。
わたしはしばらくニート生活ですが、同期のみんなは入職三年目を迎えました。
三年目って、もう新人じゃなくて立派な戦力として見なされるような気がするんですよね。
昨日の夜、みんなは三年目を迎えてこれからいろんなことがあるだろうに、
わたしはもう一緒には歩めないんだって思ったら、すごく寂しくなって涙が出ました。
退職するまでは本当にいつも通りに、というかいつも以上に忙しく働いてて、退職するなんて
全然実感がなかったのに。
最後の日も、いつも通りみんなと別れて帰ってきたのに。
なんか急に寂しくなってしまいました。
働いてる時はもう仕事行きたくないとか思ってたけど、終わってみたら、わたし結構仕事好きだったみたいです。
後悔してるわけではないけれど。
もうちょっと続けたかった・・・かもしれない。
今は新しい仕事を探している最中です。次の仕事も、いろんな人に出会っていろんな経験ができて、
自分が成長できるような仕事だったらいいな。
そうなれるように頑張ろうと思います。
なんかとりとめない文章になってしまったけど、人生の一区切りの出来事として
忘れないように形に残しておこうと思って書きました。
うん、これからの人生も悔いの無いよう頑張ります。