ハマナス農園へ。
漢方アロマの師 うたか先生がハマナスの栽培を学ばれている 鍋島ハマナス園 さんへ。
以前、スクールで飲ませていただいたハマナスのコーディアルのおいしさが忘れられなくて…♡その時初めてハマナスの素晴らしさを知りました。
ハマナスはバラ科の植物で、実の「ローズヒップ」はジャムや果実酒、お茶として食用され、抽出されるオイル(美容成分が90%以上!)はスキンケアに使われます。
花にはビタミンCやポリフェノールが豊富で、抗酸化作用も高いと言われています。某化粧品メーカーの研究でエネルギー産生促進効果も発見されています。
また、『玫瑰花(まいかいか)』という生薬として漢方薬にも使われています。
気血の巡りを良くして、氣分をリラックスさせたり、女性系の経絡を整える働きがあり、特にストレスによる痛みや下痢、月経痛や生理不順などに用いられています。
まさにハマナスは女性の味方♡
その後、先生が毎月行かれている農園の研修にも参加したかったのですが、今までは平日の開催でなかなか参加できず…
今回、念願叶ってようやく参加できました。
今回のミッションは、夏の間に雑草に覆われてしまったハマナス救出大作戦。(イレギュラーなことでした)
早起きして車で2時間半。
農園に着くと、ハマナスコーディアルとお昼寝中のねこがお出迎え。
棘をもつバラ科のハマナスに、ぎっしりと絡みついた草をとっていく作業はハードでしたが、少しずつかわいいハマナスの花やローズヒップが顔を覗かせてくれるのが嬉しくて。
太陽の光に当たれるようになったハマナスもローズヒップも元氣になったように感じました。
午前中の作業が終わり、お昼ごはん。
作ってくださっていた生地を伸ばして具材を乗せて窯で焼いて、外で食べるピザは最高でした。
そして、農園のハーブをざくざくとちぎって注いだハーブティー🌿
ステビア、レモングラス、レモンバーベナ、ミント、ファンネル、そしてハマナスの花びら…
家で飲むハーブティーの何倍も何十倍も
香りが強くておいしい
フレッシュすぎるハーブの美しさと力強さを堪能させていただきました。
そして作業が終わったあとには、無農薬の深蒸し茶とおはぎ。
奥様が療養中で大変な中、私たちのために準備してくださったおいしさが身に染みました。
無農薬無肥料の自然栽培でハマナス他さまざまなハーブや果物を育てられている中村さんご夫婦。
今回取った雑草(と勝手に呼んでいるだけですが)もそのまま土に還り、また肥料になる。
以前に観た、自然循環型農業の実現を追ったドキュメンタリー映画、『ビッグリトルファーム』を思い出しました。
自然はそれだけで完璧で美しい。
植物も動物も昆虫も微生物でさえも
それぞれが役割を持っている。
害とするのは人間の勝手な都合だよね。
冬にはススキを敷いてハマナスを守るそうで
とっても大変な作業なのだとか。
自然と向き合うこと…
ひとつひとつの地道な作業がいかに過酷か。
でも、その大変さを微塵も感じさせない温かな雰囲気と、ご夫婦の愛が注がれた農園の植物たちに心癒されました。
自然とともに暮らす
作業の途中、汗と何かに反応したのか、腕に痒みと赤みと蕁麻疹のような症状が出てしまった私。
先生が精油とオイルでさっと応急処置をしてくださったおかげで帰る頃には鎮静されて治まってきていました。
自然とともに暮らすって、こういうことなんだなぁと実感。
先生が道中に話してくださった奄美大島の話もとーっても魅力的で。
いつか奄美大島に行きたいと思っています。
漢方アロマサロン&スクールあすなろでは、これから秋冬に向けても『大人の修学旅行』など、素敵な企画が盛りたくさん。
テキストを読む机上の勉強だけではなく、本物の植物、自然に触れる機会をいただけることがとてもありがたいなぁと思います。
レモングラスやローズヒップなど、たくさんのお土産もいただいてしあわせー♡
五感をフルチャージした1日でした。
『漢方アロマの世界』
うたか先生の本です。
12月に2冊めの書籍が発売になります♡