【出産後】①6/4 出産を終えて。 | 月のおとだよりー漢方アロマセラピスト・グリーフ専門士 miho

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オットが特別休暇で休める間に手続きを…と6/7に出生届を提出して来てもらいました。


優しくおおらかな人になりますように。


と願いを込めた名前。


『たいせい』と名付けました。


名前の通り、大きく育ってほしい…それだけが今母が願うことです。



出産後の話なので、今後はまめたろ改め『たいせー』『たいちゃん』で。


よろしくお願いします。
  

届出を急いだのは、息子の治療にあたり『子ども医療証』が必要なためです。


※以下、過去に遡っての記録になります。



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病室に戻ってきた私に、オットからの連絡で駆けつけていた母が


『赤ちゃん、無事だったよ』


と教えてくれて


『よかった…』



と思った記憶はあります。



が、麻酔の影響で意識が朦朧としていて身体もものすごく重く、看護師さんの『痛くない?寒くない?』の質問に『痛い、寒くない』と単語で答えるので精一杯。


全身麻酔は、麻酔が切れ始める頃が本当にきつい。


このまま身体が動かないんじゃないかとか、意識が落ちて戻らないんじゃないかとか、怖かったです。


半日くらい目を覚ましたり、またうとうと眠りについたりを繰り返していました。 





その間にオットがNICUへたいせーに初めて会いに行きました。


そこでたいせーの入院手続き、治療や手術に関する同意書の提出などをしてくれたみたい。



たいせーの様子は、 


『想像してたよりも元気そうだった。もっといろいろ管に繋がれてるかと思ったけど、きれいだった。』


ちょっと安心。
でもオットは正直会うのが怖かったそうです。


写真も撮ったから見る?と言われたけど、直接会いたいから見ないでおきました。


その後、両親もたいせーに会いに。


ここのNICUは、パパとママは面会時間内であればいつでも会えるけど、じーじ&ばーばは月に1度しか会えません。それ以外の人は面会すらダメ。



私は、まだ会えない…早く会いたい。 
  


とにかく、産まれてきてくれてよかった。


本当によかった。



1576g、32週6日で産まれてしまった、小さな命。


私の息子。



前日の緊急入院からわずか13時間。


あまりにも急過ぎて、 


これは本当に自分に起こったことなのか?


と頭では理解していても感情がついていきませんでした。
 


午後からようやく意識がはっきりしてきたけど、まだ動けない。 


麻酔が切れてきて傷がかなり痛むので、痛み止めの注射をしてもらいました。



それなのに、MFICUから一般病棟の個室へ移動することに。


MFICUは常に急患の出入りが激しく、出産後は早く出されるみたい。それでもオペ当日はまずないとか…



MFICU、NICUのある棟から別の棟へ。



部屋のグレートダウン感がすごいのと、NICUへ行くのにかなり距離があり、たいせーと少し離れてしまったのがさみしい。


移ったのは、全科病棟の特室(個室)。


産科の階じゃないのはよかったかもしれない。


子どもがNICUにいるママへの病院側の配慮なのかもしれません。


産科にはたぶん出産後の母子がたくさんいて、我が子と会えない私はいたたまれなかったと思うから。


その日はオットが付き添いで泊まってくれました。1人で寝るより心強い。