漫画「美味しんぼ」での、
描写について、
いろいろ、調べてみました。


まず・・・


大阪市に瓦礫処理の依頼をした、
岩手県宮古市と福島第一原発とは、
直線距離でも300㎞近く離れており、
逆に関東の方が空間線量が高かったこと。


また、大阪の焼却場付近に住む1,000人のお母さんに、
調査をしたところ、鼻血や眼、喉などに、
不快な症状があった、と言われていますが、
地図で見ると、この地区は、湾岸地区で、
USJが立地している他、工業地域でもあるようで・・・
いわゆる住宅地ではないようです。


前のブログにも書きましたが、
私の家は、瓦礫の仮置き場のすぐ近くです。
宮古市の瓦礫が汚染されているというなら、
私も含め、両親、妹家族、親族一同、
何らかの症状が出てもおかしくないと思いますが、
普通に風邪引いたり、調子を崩したりはするものの、
90歳を超えるばあちゃんも元気だし、
瓦礫処理作業に行ってた父も、
私なんかよりぜんっぜん元気です。


双葉町の元町長さんが、
これ見よがしに汚い鼻血のついたティッシュを、
見せておられましたが、
鼻のかみすぎとか、皮膚が弱くなってるだけかもです。
鼻血出やすい体質の方もいらっしゃるし、
そういう方は、病院で鼻腔を焼いてくれるそうです。
(去年の私もそう言われました)
薬で治せるのですが、
あまり気にして強く鼻をかんだりして、
皮膚が弱っていると、すぐ、「ちょろ」っと、
出てしまうそうです。


鼻血や体調不良と、
放射線量の因果関係は、
はっきり言って、誰もわからないと思うのです。

ちょっとした体調不良についてまで、
全て放射線を原因とするには、
あまり考えにくいのです。


漫画とはいえ、
ちゃんとした取材のもとに、
描いたようなのですが、、
これはあまりにも看過できないなって思います。

「2年間取材した」割には、
ウソばっかりだと思うからです。


上に書いたように、
宮古の瓦礫が汚染されてて、
その瓦礫が大阪で焼却されて、
大阪で体調崩している人が続出してるのなら、
私の家族だって、当然、体調不良になってるはず。

もし、宮古の瓦礫が変だってことなら、
宮古にも当然、取材に来てるんだろうな~?て
思うんですが、どうなんでしょうかね・・・?


ちゃんとした取材をしているなら、
偏った一方面からだけでなく、
行政や多くの関係機関にも、
きちんとした取材を行うべきだったかなって、
そう思うのです。


フィクションにしても、
今回の件は、限度を超えていると思います。


※ ちなみに、私、漫画は読んでません。
   テレビやネットで見聞きしただけで書いてます。