読んだら、また、
嫌な気持ちになるかなぁって、
思ったけれど、
読んでみました。


近所の本屋さんに無かったから、
ネットで取り寄せてまで、
購入。。。


読み始めたら、
一気読みでした。


『遺体』という本です。


震災当時のことが綴られた、
ルポなのですが、
思ったより、淡々と読み進めていました。


この本の舞台になった街は、
かつて、住んでいたことがあるので、
地名や、知っている商店名が出ると、
なんとも言えない気持ちになります。


登場人物は、
自らも家や病院が被災したり、
知り合いを亡くしたり、
それぞれ、
何らかの形で、
震災に・・・

人の死に向き合った人たちです。


読んだ後は、
溜息しか出ません・・・

でも・・・
読んで良かったと思いました。


私も、一時は、
遺体安置所と言う所に、
足を運ぶことを覚悟してた身ですが・・・

実際の様子を読んでみて、
胸が苦しくなりました。


本当に、家族みんな、
生きてて、良かった。


やはり、この震災・・・

忘れてはいけないような気がする・・・