一昨日深夜の地震のおかげで、
実家行きが流れてしまう???と思ったけれど、
電気が復旧し、高速も、崩れた区間以外は開通したため、
妹夫婦(&ともすけ)とともに、
予定通り、実家へ行ってきました。


いつもより早く起きて、
途中でバテては迷惑かけると思い、
朝食をがっつり食べ、ドリンク剤を鞄に忍ばせ、
差し入れ&自分たちの昼食を準備し、
ドキドキ、妹たちの到着を待ちました。


予定通りに到着し、
ともすけと3週間ぶりの再会^^

睡眠時間がどうしても短かったためか、
今朝は、若干ご機嫌斜め・・・;;


ご近所スーパーへ行き、
祖母宅へのお土産を購入。

実家へと向かいました。


長い道のり。
車中、いろんなことを話しました。


つい、一か月前までは、
普通の生活してたのにねぇ・・・

自衛隊の基地や、駐屯地の近くでもなければ、
こんなに自衛隊の車、装甲車、見ること無いのに、
もはや、日常のことになってしまっているねぇ・・・

JRの鉄橋、落ちたけど、
どこまで落ちたんだっけー?

・・・っていうか、開通・・・無理だな~;;

去年立ち上げた、浄土ヶ浜、海鮮炭火焼の会の、
中心人物だった方が、亡くなられたんだってよ・・・
せっかく、立ち上げばっかりなのに・・・・・。

浄土ヶ浜も、大変なことになったよ・・・;;

桜が咲くねぇ~
家の前の桜、枝切りすぎだろ~w
・・・っていうか・・・海水被ったから、
もしかすると、枯れるかも知れんぞ・・・

などなど・・・

ずっと、喋りっ放しでしたwww


3人で、これからも気を付けようねって、
話したのが、
やはり、「備え」はとっても大切だということでした。

私達は小さい頃から、
地震や津波をなんとなく、体験してきたけれど、
ここまでライフラインを絶たれてしまうような地震や、
家が壊れてしまうような津波は、体験してこなかった。

そのため、地震がきて、ドキドキはするけれど、
少々物が落ちる位で、
家具が倒れるなんて想像もできなかったし、
津波警報が出ても、
心のどこかで、「堤防があるから大丈夫」と、
高を括っていたのかもしれません。

そのため、「備えなきゃ」と思いつつも、
結局、最低限の物だけしか準備していなくて、
いざ、避難する・・・となった場合も、
どうしたらいいかオロオロ、するばかりでした。

一度、大きな本震を体験したおかげで、
常に家に置いていた方が良いもの、
常に心がけていた方が良いもの、
あるととっても、有用なもの・・・など、
「心構え」みたいなものが出来ていたので、
一昨日の大きな余震の時は、
一人でも、なんとか居られそうな環境が出来ていました。
(でも、心細かったことに変わりは無いですが・・・。)

でも、それは、震災を体験したからこそ、
分かることのような気がします。

阪神大震災、体験された方は、どうなんだろうか・・・。

いずれ、余震はこれからも起こる、と、
専門家は言ってるし、
余震が来ても困らないような備えは、
十分にしておくべきだなぁ、と思います。


が・・・私達3人とも、携帯ラジオだけ持ってなくてw

ラジオはほんっと、有効です。

先日の停電の時もそうだったのですが、
テレビが見られないので、情報が分からないし、
携帯のワンセグだと、電池を消耗してしまう。

その点、携帯ラジオなら、電池さえあれば、
いくらでも情報収集できるし、
心細くても、音があるから、かなり落ち着きますね。

妹夫婦は、明日、携帯ラジオ、購入しに行くそうです。

私も、早めに買っておかないといけないなぁって、思います。


さて・・・

市内に入り、
実家へ行く、いつもの道を通っていったところ・・・

3人とも「ぎょ!!!」って言ったのが、
JRの鉄橋でしたw

見事に、半分、無くなってるかもwww

航空写真とかで見ると、
1/3位?落ちてるように見えるんだけど、
実物は、びっくり仰天でしたwww


町内に入ると、今度は、私がびっくり!!!

瓦礫や、山のように積まれていた、泥だらけの家財道具が、
跡形もなくなってる!!!


家に着いて、さらにびっくり!!!
なんか、家の中・・・大工さんが来てる?!

両親の姿が見えないので、
ずかずか、2階に上がってみたら、
母がいて、休んでいました。

父は、ホームセンターに買物に行ってるとのこと。


荷物を下ろして、母といろいろ話をしているうちに、
父が帰ってきました。

父との再会を一番喜んだのは、
おじいちゃんっ子のともすけ^^

それまで遠慮がちだったのに、
じいちゃんを見ると、物凄い笑顔になり、
おじいちゃんにべったり~でしたwww


間もなく、昼の炊き出しが始まる、というので、
両親&ともすけが、
(「行く~」と言って、じいちゃんと出掛けてしまったw)
避難場所へご飯を取りに行ってる間、
私達は、自分達の昼ご飯を広げて、
午後の予定を話し合っていました。


ばあちゃんちと、妹の友達の家に寄るので、
あんまり長居は出来ないから、
ご飯食べたら、出ましょう、ということになりました。


間もなく、両親が帰ってきたので、
玄関に行ってみたら、
なんと、私達の分まで、食事を貰ってきたのです!

しかも、今日の昼ご飯は「牛丼」www

しかも、超大盛りwww

いつもなら、こんなに沢山、
食べられないって、残す所ですが・・・
そんなことも言ってられず、
大事なお昼ごはん、美味しく頂きました^^


食べながら、短い時間に沢山、話をしました。

父も母も、沢山、話したいことあったみたいで、
なかなか、話が途切れないw

母は、避難所生活が、
やはり少し、ストレスになっていたみたいで、
午後9時消灯なのだけれど、
深夜2時には目が覚めてしまい、
周囲の人がいろいろ気になって、
そのまま、朝まで眠れないのだそうだ・・・。

強がってるように見えて、やはりかなり、
疲れているみたい・・・;;


いよいよ出発するぞ~という時になって、
「おやつ持ってけ~」って、
ごっそり、お菓子、持たされたwww

一体、どっちが避難者なんだかwww


ばぁちゃんの家に行く前に、
少し、市内の様子を見てみることにしました。

あり得ない所に漁船やヨットがあったり、
一階部分が波で持ってかれて、
ぐちゃっと潰れた家、
店舗部分がスカスカになった、開店直前のドラッグストアなど・・・

実家の床上浸水なんて、
ほんっと、可愛らしいもんだよねぇ・・・

まだまだ、片づけられないでいる家が、
あちこちに沢山ある。

なんだか、また、涙が出そうでした;;


ばぁちゃんちに行ったら・・・
家とまるっきり違う状態に、ちょっとびっくり!

まだ、泥が片付けられていない状態でした・・・。

浸水した高さは家と同じ、1m位のようで、
思ったより浸水していないかも。

でも、波の強さが違うのか、
あちこち、壊れているように見えました;;

大声で呼んだら、叔母さんが出てきてくれて、
3階にいるから、会って来いって言う。

妹と二人で上がって行って、
従妹とばぁちゃんに会ってきました。

上がって、ゆっくりして行けと言われたけれど、
長くなりそうなので、お土産渡して、
早々に戻りました。

叔父さんともゆっくり話したかったけれど、
忙しそうだったので、
もう少し、落ち着いてから・・・にしようと思います。


その後、妹のお友達のお家に寄って、
市街地通って、帰路につきました。


市街地など、大分片づいた所もありますが、
倒壊した家屋・陸に上がった船舶などは、
まだまだ手つかずです・・・。
(今回、写真は撮ってきませんでした・・・)

ですが、私が3週間前に訪れた時より、
通る車は格段に増えたし、
街も、なんとなく、活気があるように見えます。

いろいろ、難問はありますが、
少しづつ・・・
復興の兆しが見えてきたことで、
少し安心した、故郷訪問でした。


次回は、5月の連休頃になるかなぁ・・・