おまえはきっと私をしらない
私もおまえの顔はしらない
男なのか、女なのか
おっさんなのかお姉さんなのか…
ただ私は一つだけおまえの
ことで知っていることがある
おまえの車は黒の軽自動車だ
最寄り駅に私が借りてる駐車場
その隣におまえがやってきたのは
約４ヶ月前だった
朝、仕事に行くとき
私が自分の駐車スペースに車を
止めようとしたら黒の軽が…
朝から超絶腹立ったが、電車の発車まで
時間がなかったしこの時は
隣のやつだとの認識もなかったので
諦めてコインパーキング🅿️へ
さらに１ヶ月後
またしても出勤するときに
私の駐車スペースに黒の軽…
さすがに腹立ったので
不動産屋に連絡
この時初めておまえが隣のやつと判明
厳重に注意してくれるとの
ことだったので
もう大丈夫だろう…
と、思っていたのだが…
おまえは昨日
またやってしまった…
どんだけか！
どんだけ自分の駐車場所覚えれんのか！
マジでアフォか！
おまえは
右から２番目
私は
右から３番目
ええ加減覚えろやアフォがあああああ
今回もまた不動産屋に
電話してやろうと思ったが…辞めた！
なぜなら私は知ってるから！
不動産からの厳重注意は
多分おまえみたいな奴には無意味だと…
腹立たしいって気持ちより
もはや苦笑い…
いやもう可愛くすら感じるよ
親愛なるおまえへ
もう二度と間違えないように
ここは俺の場所だ
これでもう大丈夫だろう？
さよなら親愛なるおまえ
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