■中距離弾見送り、日米の役割分担見直し…台湾有事へ連携強化カギ

中距離弾見送り、日米の役割分担見直し…台湾有事へ連携強化カギ：写真【読売新聞】　日米両政府は、日本の国家安全保障戦略など３文書の改定を踏まえ、役割分担の見直しや統合的な抑止力の整備に向け協議を加速する構えだ。米国が当面、日本に地上発射型中距離ミサイルを配備しない方針を固めたことで、日本の「反撃能力

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米政府が、日本列島からフィリピンにつながる「第１列島線」上への配備を計画している地上発射型中距離ミサイルについて、在日米軍への配備を見送る方針を固めたことが分かった。日米関係筋が明らかにした。日本が「反撃能力」の導入で長射程のミサイルを保有すれば、中国の中距離ミサイルに対する抑止力が強化されるため不要と判断した。

【図】トマホークや高速滑空弾…日本が配備予定のミサイル

　米国は１９８８年に発効した米露間の中距離核戦力（ＩＮＦ）全廃条約（２０１９年失効）により、射程５００～５５００キロ・メートルの地上発射型ミサイルの保有を長らく禁止されていたため、現在、保有していない。中国は、日本列島も射程に入る中距離弾道ミサイルを約１９００発保有しており、米中間で大きな「ミサイル・ギャップ」が生じていた。

　米軍は中国に対抗する中距離ミサイルの開発を急いでおり、米陸軍が極超音速兵器「ＬＲＨＷ」（射程２７００キロ・メートル超）を早ければ２０２３年中に実戦配備する計画だ。米インド太平洋軍には第１列島線上への配備計画があり、日本も有力候補と目されてきた。

　在日米軍への配備を見送るのは、日本政府が昨年１２月に閣議決定した「国家安全保障戦略」で反撃能力の保有が盛り込まれ、日本が長射程の巡航ミサイルなどを導入するためだ。反撃能力について議論した今月１３日の日米首脳会談や１１日の日米安全保障協議委員会（２プラス２）でも中距離ミサイルは議題に上らなかった。見送りの意向は日本政府に非公式で伝えている。

　国家安保戦略とともに決定された「防衛力整備計画」には、米国製の巡航ミサイル「トマホーク」（射程１２５０キロ・メートル以上）を取得し、国産の「１２式地対艦誘導弾」の長射程化を進める計画を明記した。

　政府はトマホークを約５００発、１２式改良型は約１０００発をそろえる方針で、極超音速ミサイルの開発も計画している。米海軍の既存のミサイル能力に日本の反撃能力を補完すれば、対中抑止力の強化が見込める。

　米政府が見送りを判断したのには、基地周辺など「日本国内で世論の理解を得るのが難しい」（政府関係者）との見方も影響した。ただ、中国軍の軍拡で軍事バランスの変化が生じれば、日本への配備論が再び持ち上がる可能性もある。

(私の感想)

この記事ですが、山口敬之さんの解説を聞いた後で読むと、本当に呆れるというか…(･∀･；)

アメリカの方針に怒りを覚えます(💢◉ω◉)

先ず、今回、在日米軍に配備を見送った中距離ミサイルは『米陸軍が極超音速兵器「ＬＲＨＷ」（射程２７００キロ・メートル超）を早ければ２０２３年中に実戦配備する計画』と記事の中にある様に、最新の極超音速ミサイルで、

それは最新なだけに、使いこなす為の人材を新たに在日米軍に入れなければ、メンテナンスも出来ないし、操作も出来ないそうです…(・・;)

ということは、もし導入すれば在日米軍の人員を増やし、その家族も日本に住むことになるんですが…

米国という国は国際紛争に自分勝手な理由で介入するくせに、自国民を殺されることだけを最も嫌う国なので、

紛争が起こりそうな地域からは、米軍や米国人を減らす動きをするそうです(。ｰ`ωｰ´)

そう言えば…嘉手納基地のF15も、古くなったのを理由に全面的に撤退しましたよね？( ^言^)

国家基本問題研究所@JP_jinf
国基研チャンネル第251回は織田邦男さんです。沖縄嘉手納米空軍基地からF15撤退は問題だ。嘉手納は東アジア防衛の要でF15常駐には意義がある。米軍はアラスカのF22を巡回させる構想。これではプレゼンスが保てない。台湾有事に備え日本は嘉手納弱体化に対処すべし。https://t.co/uFZMWdOfvn
2022年11月14日 11:51

織田さんは元空将ですし、こういう事情はよく分かっておられますから、F22の巡回配備が如何に日本の安全保障上危険か、解説されていたのを聞いたことがあります。

巡回配備になってから、戦闘機の機数も12機以下になる様ですし、期間限定の出張ですから、パイロットしか日本に来ないことになります。

(整備士は少しは来ると思いますが。)

ですから、台湾・沖縄有事になると、パイロットは命令されれば(されなくても)、機体を守る為、直ぐに撤退しますよ( º言º)

＞国家安保戦略とともに決定された「防衛力整備計画」には、米国製の巡航ミサイル「トマホーク」（射程１２５０キロ・メートル以上）を取得し、国産の「１２式地対艦誘導弾」の長射程化を進める計画を明記した。

＞政府はトマホークを約５００発、１２式改良型は約１０００発をそろえる方針で、極超音速ミサイルの開発も計画している

いや…あの…(･∀･；)

国産ミサイルの長射程化が完了するまでの中継ぎに、アメリカ軍の中距離ミサイル配備が必要なんですよね？Σ(ﾟﾛﾟ;)

トマホークでは射程距離が短いですし、支那は迎撃するシステムを持っているんですよ…(－－;)

(飽和攻撃すれば、全部撃ち落とすのは不可能ですが…)

＞米海軍の既存のミサイル能力に日本の反撃能力を補完すれば、対中抑止力の強化が見込める。

おいおい…( ºωº )

日本の反撃能力の補完は、時間が必要なんですよ(꒪0꒪ﾉ)ﾉ彡

日本のことだから、2～3年で出来ると思いますけど(´・ω・｀)

(他国に比べれば、驚異的なスピードですけどね。それでも、運が悪ければ、開発前に支那が有事を起こすかもしれないのが、今の状況なんですが…)

＞中国軍の軍拡で軍事バランスの変化が生じれば、日本への配備論が再び持ち上がる可能性もある。

もしもし…？？(ﾟДﾟ;)

今現在で、既に軍事バランスは均衡が取れていない危険な状況なんですけど…(･∀･；)

財務省の馬鹿な役人が、日本の財政を圧迫したせいで、自衛隊はろくに軍備を進めることが出来なかったんですよ(💢◉ω◉)

日本のメディア報道って、本当に異常ですね？٩(๑`^´๑)۶

山口敬之さんの様な、ちゃんとしたジャーナリストからお話しを伺わなければ、国民はすっかり騙されてしまいますよヽ(*｀皿´*)ﾉｷｨｨ──!!!!

【危険】在日米軍、中距離弾道ミサイルの配備を見送り