【憲法】安倍首相「憲法改正へいよいよ機は熟してきました。今、求められているのは具体的な提案であります」
「いよいよ機は熟してきました。今、求められているのは具体的な提案であります」(安倍晋三 首相)
与野党の国会議員など1000人以上が参加した集会で、安倍総理は「憲法改正という大きな目標に向かって、この節目の年に必ずや歴史的な一歩を踏み出す」と述べ、憲法改正に強い意欲を示しました。
また、集会には、今月27日に99歳となる中曽根元総理も出席しました。
「憲法改正はその内容にもまして、国民参加のもとに国民自らの手で国民総意に基づく、初めての憲法を作り上げるという作業であることを自覚するのであります」(中曽根康弘 元首相)
改憲に前向きな勢力が衆参両院で憲法改正の発議に必要な3分の2以上を占めていることから、集会では「今の国会の状況は、国民投票を実現させることを可能にしている。この機を逃す手はない」などとする大会決議を採択しました。

■共産・志位委員長「明確な9条違反、米艦防護」に反対「日本はたとえ核撃たれても対話で解決すべき」
共産・志位委員長は、「北朝鮮の核ミサイル開発、断じて容認できない」、
「ただ、解決の方法は、 外交的解決しかないと。軍事的な選択肢は発動すべきではないというのが、わたしたちの立場です。今回の安保法制、戦争法が発動されたと。強くわたしたちは抗議したい」などと述べた。
共産党の志位委員長は1日、安全保障関連法に基づき、海上自衛隊の護衛艦が、アメリカ軍の艦船などを守る、「武器等防護」の任務を初めて実施したことについて、反対する考えを示した。
志位氏は「万が一、トランプ政権が北朝鮮に対する軍事攻撃に踏み切った場合に、自衛隊が自動的に参戦することになる」と指摘したうえで、
「日本政府としては、対話と交渉による解決に徹するべきだ」と強調した。