■英「ロシアに核の先制使用も辞さず」--欧州にもくすぶる核攻撃の火種
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170426-00191519-newsweek-int
ロシアの政府高官がイギリスに噛みついた。イギリスの防衛相がロシアに対する核兵器の先制使用も選択肢になると示唆したのに対し、ロシアは直ちに反撃し、イギリスを壊滅させると応酬した。
ロシア上院国防安全保障委員会のフランツ・クリンセビッチ委員長は月曜、「ロシアの反撃を受けてイギリスは文字通り地上から抹殺されるだろう」と言った。ロシアのモスクワ・タイムズ紙によると、マイケル・ファロン英国防相はそれより前に英BBCのラジオ番組に出演し、イギリスは核による先制攻撃も辞さないと発言した。
「極限まで差し迫った状況になれば、先制攻撃の手段として核兵器を使用する選択肢を排除できないという立場を、我々は非常にはっきりと示してきた」とファロンが同番組で語ったと、英インディペンデント紙が報じた。
核兵器の使用が正当化されるのは具体的にどんな状況かと司会者が尋ねると、ファロンはこう切り返した。「抑止力で最も重要なのは、我が国を標的にして核兵器を使用する意図がありそうな敵に対し、(もしかすると相手も撃ってくるかもしれない、と)躊躇する余地を残すことだ」
イギリスは核兵器保有国9カ国に含まれ、保有する核弾頭数は推定215発。一方、世界最大の核兵器保有国とみられるロシアは、推定7300発の核弾頭を保有、核戦力の増強も計画中だ。クリンセビッチはファロンの脅しは口だけだと一蹴した。
◆対立が深まるロシアと西側諸国
クリンセビッチは第二次大戦末期の1945年に、アメリカが日本の広島と長崎に原子爆弾を投下したことにも言及。偉大な大英帝国の時代が終焉したように、核攻撃で一方的に勝てる時代は永遠に過ぎ去ったと言った。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校のアジア・アメリカ研究センターによると、日本での原爆投下により少なくとも22万5000人以上が犠牲になった。
イギリスは、アメリカやフランス、ドイツなど多数の西側諸国と足並みをそろえ、クリミア併合以来のロシアの著しい拡張主義に批判を強めてきた。NATO(北大西洋条約機構)とロシアはヨーロッパの国境付近で軍備増強を進め、挑発的だと互いを非難している。
アメリカは昨年、ロシアの軍事的圧力の高まりに対抗してNATOの防衛力を強化するため、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)とポーランドに4つの多国籍軍部隊を展開した。ロシアはリトアニアとポーランドの間の飛び地カリーニングラードに核搭載が可能なミサイルを搬入し、バルト海周辺で軍事演習や訓練を繰り返している。
(私の感想)
欧州vsロシアもかなり深刻な紛争の火種を抱えているということですね( ̄□||||!!
そういえば…朝鮮半島のことばかり気になって、クリミアの一件を忘れていましたΣ(゚д゚lll)
欧州からすれば、クリミアを取られることで、かなり安全保障上の危機が強まるのでしょう。地理的に軍事の要衝だからだと思います。
しかし…2ちゃんねるの未来人の予言に書かれていた状況と、かなり似て来ましたよΣ( ̄ロ ̄lll)
彼の予言によると、アジアの二か国がきっかけで大戦が始まり、欧州やロシア、中東まで戦禍に巻き込まれるとのことですから、今の状況が進行すれば、そのままそうなる可能性が高いと思います(;゜∀゜)
予言は予言ですから、そのまま実現するとは限りませんが、かなり近い状況にはなるかもしれませんね( ´Д`)
それにしても、本当に物騒な世の中になりましたね(|||´Д`)
私の子供の頃とは大違いです。
こんなことになる前に、世界旅行(特に欧州や中東)にたくさん出かければよかったのに…と惜しまれます( ノД`)…