生後1週間の昨日

出生届を出して来ました

世の中的にも正式にお子が我家の家族になりました

お子本人の意思が確認出来ない状態で勝手に名前を公表することは出来ないので

あだ名だけ

なぁたん

と呼んであげてください

本名はごくごく普通で

キラキラでも無ければシワシワでも無く

漢字も読める漢字にしました

キラキラネーム付けそう

とか言われたのですが（笑）つけるつもりは最初から無かったです

可愛い可愛いなぁたんは、毎日顔が変わっていきます

新生児凄い

毎日違う顔だから一瞬たりとも目を離したく無いのですが

さすがにそれだと体がまずいことになるので寝なきゃいけないのが残念です

とは言え

授乳しながらご飯食べながら居眠りこく技術を身に付けました

あくびがぶちゃかわ

産後の体は半分死体

って聞いたことがあったのですが

まさにそんな感じですね

傷口が痛くておばあさんみたいな歩き方になるしまともに座れないし

乳首は擦り切れてかさぶたみたいになって

シャワー後タオルが触れるのも痛いし服があたるのも痛い

3時間ごとに授乳だからまとめての睡眠は2時間が限度

体はボロボロなはずなのですが

心は、人生で1番幸せを感じています

入院最後の夜、黄疸治療で光線浴びてて目を隠されてるなぁたん

なぁたんのことが愛しくて愛しくて

今日のなぁたんにはもぅ2度と会うことが出来ないと思いながら授乳していたら

なんだかせつなくて涙が出てきて主人にビックリされました

なぁたんがお腹にいると分かった時

私も主人も無職でした

オーストラリアから帰ってきたばかりで貯金も無いし

主人は社会人時代の貯金を使い果たして帰ってきた状態でした

夫婦2人の生活だって見えてないのに

子供を産む自信も育てる自信も無くて

何度も何度も主人と話し合い

何度も何度も2人とも泣いて、おろす決心をしました。

そして堕胎する病院へ2人で行ったんです。

でも

ドクターと話している最中に

私は号泣してしまいました。

その時に

本当は産みたいんだ

と気付きました。

主人に産みたいと伝えると

彼は一貫して産んで欲しいとゆう意見だったけれど私がずっと泣いてるのを見て堕ろそうと言っただけだったので

泣いて喜んでくれました。

もしあの時

ドクターが堕ろすことに反対しなかったら

その場で堕胎出来てしまう病院だったら（そんな病院あるかしらないですが。）

なぁたんには会えなかった

なぁたんはこの世に誕生出来なかった

そぅ思うと

恐ろしくてまた涙が出てきます。

産む決意をして

産んで本当に本当にほんとーーーに

よかった

なぁたんのことが大切で大切で仕方ないです。

なぁたんの為なら何でも出来るし

なぁたんの幸せの為なら自分をいくらでも犠牲に出来ます

独身の頃は

母親達の自己犠牲について、可哀想だと思ってました。

子供のために自分そっちのけで

そんなに自分を犠牲にして育てたって思い通りにはならないし

生意気な口たたくようになるし

世の中には親子の縁を切る人達だっているのに

体力もお金も気持ちも無駄遣いになるんじゃないの

私はもっと自分の事を最優先にしたいし

自分のことだけ考えていたいし

絶対子供の為に自己犠牲とかしない

って思ってたんです

はっきり言って自己犠牲の元子育てしてる母親達をバカだと思っていたし

心底可哀想な人達だと思っていました。

でも

大馬鹿で可哀想なのは私でした。

私は今

自分のことよりなぁたんを優先したいし

それこそが、私の幸せなんです

なぁたんや主人を優先したいと

心底思っているし

2人のために何かしたり考えたりしている時が1番楽しくて

もう全身の毛穴から幸せが噴き出ます

なぁたんが思い通りに育たなくても

もしかしたら将来私と縁を切りたいと言い出しても

そんな事はどうでもいいんです

なぁたんに愛されるためになぁたんを愛してるわけではありません

なぁたんから見返りが欲しいわけでもありません

ただただなぁたんを愛したいから愛してるだけです

この愛が例え一方通行で一生を終えるとしても

究極なぁたんに殺される将来があったとしても

それを今知ってしまえることが出来たとしても

私は1ミクロも変わらずなぁたんを愛しくて仕方ないと思いながら育てます。

なぁたんに出逢わせてくれた主人に感謝。

主人と私の母に感謝。

其々の母を産んでくれたおばあちゃん達に感謝。

ひいおばあちゃんにも、ひいひいおばあちゃんにも

ご先祖様達に感謝。

なぁたんに会わせてくれてありがとうございます。

さて私は

スタイルに厳しい主人に嫌われない様に

産後ダイエットにも励みます

出生届を出しました。