14日(火)、無事にマウリッツハイス美術館行って来ました。
ここのところ雨は降っていなかったのですが朝はあいにくの雨。
東京都美術館に到着するも長蛇の行列・・・
やってしまったか~と思いましたが。せっかく来たのでやっぱり見て行こうと列の後ろにならびました。
この行列は入場を一定時間ごとに何人と制限して入れているだけみたいなので一定時間ごとに確実に進んでいき30分も待たずに入館できました。
今回の専用音声ガイドは「武井咲」さんのナレーション付き。500円。
これもせっかくなのでレンタルしました。ゆっくり見るには良い相棒です。
さらに今回は下のムックを夏休み前に購入して予め勉強して行きました。
これから行かれる方がいましたらお勧めですよ。下から購入して下さい。もれなく私にアファリエイトポイントが付くらしいので。
- マウリッツハイス美術館展: 公式ガイドブック (AERAムック)/朝日新聞出版
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ムックで良く見ていたせいか、レンブラント、ルーベンス、ライスダールと、あ~これこれと自分の中で割合と分かって。本で見たものと実物との受け止める印象の違いにしばし絵に見入ることが出来ました。
個人的な感想では、今回の看板娘の「真珠の耳飾りの少女」は、実物の大きさがあまりにも小さく迫力にかけるのと、歩きなら見てくださいと言われ立ち止まってゆっくり見られなかったので、本の方が迫力を感じられました。
ヤン・ステーンの「親に倣って子も歌う」が大きく。細部まで書き込まれていて見応えがありました。
後は、ライスダールの解説の時の武井咲のナレーションがちょっと可愛かったなぁ。
自分は絵心なんてあまりないのですが、ミーハー的な観点からお薦めなのが、「フランダースの犬」でネロ少年が見つめていた「マリアさま」の絵のプレゼンテーション用の絵。ルーベンスの「聖母飛翔天」。
宗教画は色々お約束事があるらしいので分かっているともっと面白いみたいですが取敢えず自分たちの世代ならこの絵は涙する事間違いない
パトラッシュ… 疲れたろ…。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。パトラッシュ・・・。
・・・とコレを見て帰る予定だったのですが、帰り道。
国立西洋美術館 ベルリン国立美術館展
午前中に東京都美術館に行く時にこの前を通り過ぎて、・・・ああ気になる。
・・・というのも、一ヶ月くらい前にテレビでベルリン国立西洋美術館展のTBS特別番組をみてしまい、こっちにもフェルメールの絵が初来日しているのは知っていたんです。
そうそう今回面白いのが、フジテレビでは東京都美術館の「真珠の耳飾りの少女」。TBSでは国立西洋美術館の「真珠の首飾りの少女」の主催者になっているのです。しかもこんな近距離で同時期に・・・。紛らわしい。「耳」か「首」かが違うのです。
それで、やっぱり気になるので恐る恐る敷地内へ。
ロダンの作品が前庭内にありただで見られました。
さらに奥へ・・・。
見た感じそんなに混んでは無さそうだし、まだ時間にも余裕があるし・・・
入館料を見てみると1,500円。これくらいなら。
ふと、国立西洋美術館の入り口で案内を聞いていると。しきりに、こちらはフェルメールの「真珠の首飾りの少女」です。「真珠の耳飾りの少女」ではありませんのでお間違えの無いように。と案内していました。そもそもその違いを分かっている人がどれだけいるんだろう?と思ってしまった。
いざ館内へ。
ちなみに、こっちの音声ガイドは「小雪」でした。
一応レンタルしてと。500円。こっちの方がタッチペン式でハイテクでした。
まだ昼ごはんを食べてなかったので、少しクラクラ気味。全ての作品をゆっくり見るゆとりもなくなっていたので。彫刻等の鑑賞は割愛させていただいて絵画(特にレンブラントとフェルメール)をじっくり見てきました。
こちら側のフェルメールは「真珠の首飾りの少女」。
そこそこの大きさで見応えがありました。テレビでやっていたんですが「窓枠の上の卵の様なもの」「テーブルの下にある機械のようなもの」「実際には地図が書かれていたという壁」など・・・しっかりゆっくり見る事が出来ました。
あと、レンブラント派の「黄金の兜の男」の黄金の兜の光り方の描写はさすがだと思いました。
なんだかんだで美術館のはしごになってしまい自分でも驚きです。
でも、この状況なら貴方も両方行っちゃいますよねじゃあ行っちゃいましょう