あっという間に10月。
今の会社に入って、丸6年が経ちました。
こんなに、長く続くとは思ってもいなったのですが・・・
最近、また自分の将来なんかを、悩んだりします。
この先、どこを目指してがんばればいいのかなって。
もう少し明確に自分の目標を持たなきゃいけないなあと。
そんなある日のできごと。
うちがオープンしてから、割とコンスタントに通って頂いてるお客様。
いつもは旦那さんと一緒なのに、今日は別の男性と一緒。
目が合ってお互い笑顔で一礼。
そのあと、うちのスタッフがそのお客様から小さなメモ用紙を渡されました。
そこに書いてあったこと。
(本人はおそらく韓国人だと思うのですが、手紙は日本語でした。)
「 私のこと覚えてますか?
ここ数年、私たち夫婦はあなたの食べ物が大好きでした。
ここで、幸せな時間を過ごしました。
でも、夫はもうこの世にいません。
この店を忘れることができなくて、今日が最後になると思います。
何も言ってくれなくていいので、どうか、冥福を祈ってください。
ありがとうございました。 」
一瞬、頭の中が真っ白になりました。
つい、何週間か前に二人でいらっしゃったばかりなのに。
そして、何よりもうちの店を、私の料理をそんなに楽しんでいてくれたなんて・・・
いろんな気持ちが頭を駆け巡りました。
私にとっての何気ない日常がお客さんにとってはとってもかけがえのない時の場合もあるんだと。
どこか、いろいろ迷ったりもしてたけど、お客さんの前ではベストを尽くさなくては。
昔、バーテンダーの先輩がいってた言葉。
お前にとって一日に何百杯も作るうちの一杯かもしれないけど、
お客さんにとっては特別な一杯なんだよと。
もっともっと頑張らなくちゃ。
沢山のお客さんと沢山の仲間に支えられて今の自分があることを、忘れちゃいけないな。
もっと、幸せが生まれる、人の心に残るお店を作りたいな。



