みなさんご無沙汰ぶっこいております〜

夏バテやら熱中症やらで体調崩しまくりよ

そんなことより、最近イライラしてばっかり。

だから少しSNSやネットニュースから離れておりました。

つい先日、スタイリストさんに会ってきました。

そこで相談したの。

「もう、最近イライラしてばかりなの。

なんなんだろ、ほんと。」

そしたら「分かる」って言ってくれた。

そこでの理由の解明は、

「暑いし物価も高いから」

そこを一人で深掘って考えてみたら、

やはり最近色々な事件が多いと思うわけですよ。

分かったと理解を示してはいけないと思うけど、

仕方ないような気がするんです。

今を生きていて思うことは、

「全く満たされない」

生きるだけで、なんでこんなにお金がかかるの！？と思うし、

欲しいものがあっても、それがそこまで高額でなくとも、

「どうしよう」と真剣に悩み込んだり。

ちょっとした不満がバカみたいに日常に溢れすぎている気がするんだよね。

以前話したように、カスハラが多いのも深掘りすれば、

なんとなくそこに至るまでの理由が見えるように思います。

お金、パワハラ、期待、仕事、人間関係、差別、、

今の世の中にあるものを考えればキリがないけど、

そこにはストレスばかり。

他の人は分からないけど、

少なくとも私はストレスを感じるし全く満たされない。

日本は自殺が多いことで有名ですが、

イギリスにいた頃の自分を振り返ると、

もちろん嫌なことも大変なこともあったけど、満たされていたと思うわけです。

環境も日本と違って合理的であったのです。

本当に日本は差別的で、閉鎖的で、

非合理的で、人をなんだと思っているんだ！と思ってしまう。

我慢を強いられる環境に、

上手く飼い慣らされている人たちを見るとイラッとするし、

まぁ、その人たちも我慢して生きているのだろうと考えると虚しく見えたりもします。

私はなんでこんなに疲れているのだろう。

さて、話は変わりますが、

先日スタイリストさんに「観てみたら？」とお勧めされた作品があって、

まだ途中だけど、観ている真っ最中。

それは「13の理由」という海外ドラマ。

本当にあった話で、それをドラマ化したようです。

簡単にあらすじを説明すると、

とある街に引っ越してきた女子高生がイジメをキッカケに自殺。

自殺に至ったまでの13の理由をカセットテープに本人が録音。

そのカセットテープは、彼女が生前に信頼できる人に預けておいたもので、

死後、イジメに関連している人物たちに届けられるのです。

そして、そのカセットテープが届いた者たちは、

自分たちが彼女におこなった侮辱的なことを、

彼女の音声をもとに「13の理由」、

つまり「13の真実」を肉声を通して知ることになる。

そんな感じのストーリーです。

まだ途中だけどさ、

「見て見ぬふりも加害者」、

「私たちはいつも誰かの人生を覗き見している」

この言葉が本質を突いていて、ハッとさせられました。

「見て見ぬふりも加害者」という言葉には、

私自身過去の出来事を思い出しました。

私は今年の3月まで江戸川区で教育に関わる仕事をしていました。

人間不信になったり、うつ病になったり、

たくさんのイジメ、嫌がらせを受けました。

私の周りには信頼をしていた先生や同期の人も上司もいた。

でも、誰も私を助けてくれなかったし、

結局のところ見て見ぬふりだった。

一緒になって戦ってくれる人はいなかった。

なんだかんだ言って、結局自分の立場しか考えていなかったんだろうなと思います。

今だから言えるけど、

私にとってはその人たちも加害者なんだよね。

その人たちに期待したりしてはいけないというのは分かるけど、

でも、私は助けて欲しかったし、一緒に戦って欲しかった。

私がその人たちのことを勝手に信じていたから、

いざ自分がクビにまで追い込まれたとき、

憎悪や悲しみでいっぱいだった。

学校にいる子たちのこともそう。

私たち大人は苦しんでいる子たちを助けたり守ってあげなきゃいけないのに、

その大人（教育者）が子どもたちを傷つけたり、

傷ついてるって分かっているはずなのに、

自分の立ち場を守るために見て見ぬふりをしたり、

なあなあにしたり、

そういう人間を見ることが本当に不快だったし、

私は何のためにこの仕事をしているのか、

全てが一切分からなくなりました。

大人たちみんなが一体となって、

「子どもたちを助けよう」と同じ方向を向いていると思ったけど違ってた。

結局自分が一番カワイイから、

自分の立場を守りたいから、「戦う人間」は誰もいなかった。

挙げ句、見て見ぬふりだったり、

再三言うけど、「教育者が子どもたちを傷つけている」という環境に全く理解できませんでした。

だから私は、そういう人たちが許せなかったし、

誰も子どもたちを守らないなら、

私ひとりで構わないから、絶対に守ると戦ってた。

そしたらたくさんの嫌がらせがはじまって、

退職にまで追い込まれたというわけです。

今でも思うし、本音を語れば、

あのとき私の周囲に居た人たちは一体なんだったのだろうと不思議です。

なぜなら、私以外誰もクビにもなっていなければ、

今でも何もなかったように学校や教育の場にいるのだから。

私にしてみれば、結局見て見ぬふりだし、

ひとりの加害者であるということにしか見えないのです。

だから私一人が去ることになったのだろうと思います。

最初は信じてたけど、

やっぱりどこかで見切りをつけてる自分がいたんだと思う。

「信じたところで、

この人たちは何もしてくれないし、何も見ない。

保身しながら様子をうかがうだけだ」と。

自分を守れるのは自分だけ。

信用できるのは自分だけ。

後先考えず、己の信念だけを信じて行動しろ。

正しいことなら迷わずやれ。

これらを信じてひとりで行動していた。

クビになっても後悔はないけど、

でも、正しいことを貫いたはずなのに、

なぜ自分が退職に追い込まれたのか考えると謎です。

だから、許せないでいる自分が心の隅で、

小さく膝を抱えて座っているのだろう。

そんな人たちがいる以上、

どんどん子どもたちが遠ざかってしまうし、

彼らを殺すことになるのだと思います。

…私が自殺でもしていたらどうなったのだろう。

そして、

「私たちはいつも誰かの人生を覗き見している」

これは言うまでもなく、

あまりにも本質を突いている。

私は全ての人間に言いたくなった。

「良い人ぶってんじゃねぇよ」と。

良い人ぶってんじゃねぇよ。