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ずーふぉと*~動物園写真ブログ~

写真の無断転載・使用は禁止です。

ごめんなさい、園の対応に肯定否定共にいろいろな意見があることは承知です。

ですが、私の意見を書かせてください。

 

上野動物園のゴリラのナナちゃんの件。

病気であることを園がTwitterで報告(コチラ)したのが7月15日。

病名や今後の治療についてさらに詳細(コチラ)が出たのが7月20日。

 

前者の段階で「現在今後の治療方針について検討しているところです」と。

いつ検査等したのかは書かれていませんが、後者を見るとすでに多臓器に転移している状態。

つまりそうとう進んだ状態。

仮に、仮にですよ、、、

最初の頃の段階で検査して子宮の腫瘍見つけててなんらかの治療してて、あらためて検査したらさらに腫瘍が広がってて、それをふまえて新しい治療方針を現在立ててるという意味だとしたら、そう書けばいいはず。

でも、そうじゃないということは、最近になって初めて検査したと私は受け取りました。

 

※追記(ピンク字の部分)※

8月10日に上野動物園公式サイトに新たに出た記事コチラ

検査は2018年6月25日に行った、と。

やっぱり。

2017年夏過ぎに食欲低下・体重減少に気付いて、食事等で様子見。

夏過ぎ・・・10月としても約8ヶ月様子見してたってことですよね。

それ以降も体重減少は続いてたというのに。

実はその検査日の少し前くらいからSNSでナナの現状がたくさんの人に広がり始め。

それで慌てて検査したようにしか思えない。

現状を訴える方がいなかったら検査しないままだったんじゃないかと思うと怖い。

 

ゴリラの森によく通う方たちは、あまりの痩せ具合&毛並の悪さ&寝て過ごすことが増えたことに何か月も前から心配してきました。

「大丈夫ですか?」「心配です」というような意見を園側に伝えた方も多数おられると思います。

なので、"現在治療方針を検討中"には皆さん「今更・・・?」となっていました。

癌になったのは誰のせいでもないし、例え早い段階でわかったとしても必ず助かる保証はない。

麻酔かけての検査は負担も大きいので慎重になるのもわからないではありません。

現場(飼育員さんや獣医さん)と上(園)で意見が違うこともあると思います。

彼らが全く頑張ってないとも思ってません。

それはわかってます。

でも、「様子見」の段階をとうに超えてるんじゃないかというくらいあの痩せ方は異常でした。

完治は難しかったとしても、彼女の辛さをもう少し早く何らかの形で和らげることはできたのではないか・・・。

どうしても考えてしまいます。

動物が、ゴリラが、ナナちゃんが大好きだからこその意見です。

そこはわかっていただきたい。

 

欧米は日本よりも動物の福祉が進んでいて、なんらかの異変があれば比較的すぐ検査等行われるそうです。

また、麻酔かけての検査の他にも、常々無麻酔でエコー等ができるようトレーニングし、実際に活用して日々健康チェックをしています。

日本でも最近はこのハズバンダリートレーニングも浸透してきてはいますが、まだまだな印象。

上野は?ゴリラでは?やってる?

上野はこういうことをあまりオープンにしないので、私たちは全くの置いてきぼりです。

やってるとしてもわからないんです。

だから、余計に心配が噴出するんだと思います。

公式サイトも最近はシャンシャンばかりで、以前のように他の動物の近況がほぼ載らなくなりましたし・・・。

3月の飼育員用通路へのゴリラの脱走も何もなかったかのようになってるし・・・。

動物園の役割のひとつに動物のことを知ってもらうというというものがあるなら、生態・飼育方法・妊娠・出産・病気・治療・死・事故・・・良いことも悪いことも含めオープンにしていってもらいたいなぁというのが私の思い。

それが理解につながるとも思うので。

 

上野動物園には先頭になって福祉の面でも日本の動物園を引っ張っていってもらいたい。

素晴らしい動物園にしてほしい。

そう思うからこその意見です。

 

ただ、こうして病名や進行具合をはっきり出してくれたことには感謝しています。

病気といっても、治療すれば治るような軽いものから、命に関わる重いものまでいろいろあるわけで。

こちらとしても、もし何も知らないまま不安なまま突然いなくなるのと、覚悟をした上でいなくなるのとでは全然違う。

そして、こうなってしまった以上、ナナちゃんが穏やかに過ごせるように、飼育員さん、獣医さん、そして園の皆様・・・どうかどうかよろしくお願いします。

 

 

2017年10月撮影