今朝いつものように朝食をとっていると突然・・・・
携帯が鳴り・・・・
出てみると
隣組で20年来のお付き合いをしている奥様の訃報
彼女は私の母校の先輩であり10歳年上のお姉さん
彼女が体調を悪くした情報を耳にしたのは
今年の5月のはじめ
当初は信じられず
彼女が仲良し女子会をしたいと言っていると聞いて
仲間でお茶会をして楽しいひと時を過ごしたのがつい昨日のよう・・・
今朝自宅に戻った彼女のご遺体にご挨拶に仲間で行って聞いたところ
今から七か月前に体調が悪くて病院へ行ったところ
すい臓がんでもう体中に転移していたとのこと・・・・
私は一言ご主人に
「濃密なお時間を過ごされたんですね!」とお声掛けしました。
ご主人は
「うん。本当に濃密で濃厚な時間を人生で初めて奥さんと過ごせて良かったよ!」と
悲しい中にもどこかやり切ったという、清々しい表情をされていました。
そのあとご主人が
「柴田さんのところは突然だったから本当に辛かったよね。
今の自分なら柴田さんの気持ちがりかいできるよ・・・」と・・・・
私の夫は今から6年半前に突然の別れでなくなりました
当時は夫にきちんと感謝の言葉と、あなた愛している!
そして、そして、今までありがとうと言う言葉を伝えてあげたかった・・・。と
常に悔やんでいました・・・。
それからすると病気でお別れする方は大切な方々に
大切な言葉を伝えてお別れすることが出来るのです。
それは闘病生活は本当にすさまじく大変なことですよね・・・
私は両親をガンで二人見送っているのでその大変さも経験しました。
その中でやはり最後の時間が分かることは悲しいくつらいことですが・・・・
自分が生きているうちに・・・・伝えること・・・・・・・
そして、しておきたいこと・・・・ができるのです。
神様はつらいことばかりでなくその中にも光を見つけて下さいます。
私のせめてものすくは・・・意識のない夫でしたが病床洗礼を受けることができたことでした。
私たちクリスチャンは天国で再び会えるので・・・
以上のような朝からの時間
何かとりとめのない悲しさや侘しさを味わう一日・・・
そして彼女には
「お疲れさまでした。本当によく頑張って素敵な人生を終わることができましたねと・・・」
心の中でお伝えしてきました。
自分の人生がどこで終わりを迎えるか分かりませんが・・・・
失敗しても後悔のない納得できる人生を・・・・
一日…一日を大切にしようと改めて感じた時間を
彼女からいただきました・・・・・感謝
60歳はまだまだこれからワクワクですが・・・
多くの人とのお別れもついてくるということを改めて感じた一日でした。