今日は10時~12時まで韮山ミシマサイコ第3回韮山ミシマサイコの会議でした。


今回より参加者・・・まだ設立準備までの会なので参加者とします。


・・・が2名増えました。


議題は前回までの振り返りと、先日牧之原市まで現地視察へ行って来た事の報告が中心でした。


この会議の中で問題になったことは、この会がどこへ向かって進むのかと言うことでした。


私は、近い将来ミシマサイコが転作の作物の一つになる事を期待して

今から準備をしないと考えています。


転作作物については、TTPの問題も大きく影響しています。


お米も今よりどんどん輸入されて来ます。


その時、政府の方では以前のように米農家に対しての補助金の支援をしきれ

無くなってくることと考えます。


そんなときに、お米の後の田んぼを畑に転換して、漢方薬栽培に向けていくことも一つの選択肢であると思います。


漢方薬の効能が医学会でも評価されてきました。


しかし、今まで安価で輸入されてきた中国からの漢方薬の原料が高値になりつつあることと、また入手が困難になりつつもあると言われています。


昔は日本でも漢方薬栽培は盛んに栽培されていましたが、中国から安価に輸入されて、栽培する農家がいなくなりました。


ですから、漢方薬もこれからは地産地消が求められつつあります。


厚生労働省や農林水産省でも漢方薬栽培を進めています。


日本の各自治体でもこのような事から、取り組み始めているところが増えつつあります。


私がミシマサイコのこだわるのは、この地でその昔栽培されていたことにあります。


以上のようなことから、この会でその先駆けとして漢方薬ミシマサイコを市民に知ってもらえるように普及して行くことと、栽培したい希望者の橋渡し的な

役割をしたいと考えています。


そのためにも来年の1月より試験栽培を田んぼで行うことにしました。


このときの種子今まで自宅の畑で栽培して採れた、純粋な三島柴胡の種を中心に2~3月に播種してその状況を観察しながら1年間のデーターを記録していくととなりました。


まずは私以外の人達がこの三島柴胡の生育状況を栽培体験していただくことが1番であると言うこととなりました。


そんなわけで、来月は設立準備会と畑の作業がいよいよスタートします。