今日
は(9:00~11:40)まで、第2回伊豆の国市議会全員協議会でした。
議題(報告事項)は ①田方精神障害者社会復帰施設「田方ゆめ・ワーク」の民間移譲について ②東海地震に備えた最終処分場候補地について ③入札関係について です。
①の目的は、障害者自立支援法に規定する就労継続支援B型事業への移行に伴い、精神障害者社会復帰施設「田方・ゆめワーク」の建物及び備品を当該施設の指定管理者に譲与する事により、当該施設の運営を円滑に行い、もって安定的・効率的な障害福祉サービスの提供体制を確保する事です。(当局配布資料抜粋)
つまり、今のままでB型事業に移行すると国県補助金制度はなくなり、実質的に自立支援給付費と法人自己資金での運営になるため、経営が厳しくなると言う事です。民設民営であれば色々と法規制がなくなり、もっと収益向上につながる経営が出来るようになります。就労する人達の勤労意欲にもつながります。
以上の事により譲与する事が必要となったそうです。しかし、3月定例議会において条例を改正しないと実行できません。
 ②について、H23年12月26日に静岡県知事の定例記者会見において、東海地震
に備え伊豆の国市田中山県営林(約108.1ヘクタール)を最終処分場候補地9ヶ所の内の1つにするとの発表がありました。それに対し我が市では、この候補地に対してH23年12月28日に撤回要求を県のくらし環境部長に提出しました。
この場所は、都市計画区域に当市全体が該当する事と、県指定の干害防備保安林、国指定の土砂流出防備保安林、山地災害危険地区にもなっています。また、当市の水源地の直ぐ上流に位置しており、市民の命の水であり到底受入れる事はできないということです。これに対して県よりの回答はまだありません。
③については、「平成23年度長岡川都市下水路整備事業長岡川都市下水路改修その2工事」についての談合情報に対する説明でした。結果は平成24年1月19日(水)に臨時の建設業者等選定委員会を開催し、事情聴取の結果を報告し談合は無かったと判断して、1月24日に入札を行う事としたとの報告がありました。
 今回で2回目の談合疑惑ですので、我市のイメージダウン
にならないよう、凛とした対応をしてほしいと感じました。![]()