~表皮ブドウ球菌は多いほどいい~
皮膚の常在菌は1平方cm に 1000~数百万個にもなり、
全身には数十億~数百億個もの常在菌が存在しています。
しかし、その種類は環境中の菌が付着した一 過性の菌を除けば、基本的に1人20種類もないと言われています。
皮膚常在菌には、
「表皮ブドウ球菌」、
「アクネ菌」、
「マラセチア菌」、
「黄色ブドウ球菌」
などがあります 。
この中で善玉菌の代表格となる のが表皮ブドウ球菌です。
表皮ブドウ球菌は 『美肌菌』とも呼ばれ、主に角層の中に潜んで24時間休みなく肌を守っています。
腸内細菌の研究では、善玉菌、悪玉菌、日和見菌といった細菌叢のバランスが大切と言われていますが、
皮膚の常在菌は、表皮ブドウ球菌を代表とする善玉菌が多ければ多いほどよいということがわかっています。
「美肌菌 きれい研究ブック」P12より抜粋