わが家で使っている洗濯機は、前に住んでいた方から譲っていただいたドラム式のものを使っているのだが、1週間ほど前から、洗濯機の中から生乾きのにおいがするようになった。
それに加え、脱水まで終わった後、洗濯機のドアの下の方に洗剤の泡らしきものがたまるようになった。
洗濯機専用の洗剤を使ったり、洗剤の量を減らしてみたりといろいろ試してみたが何も改善されず…
今わたし達家族が住んでいるアパートは、自分で言うのもなんだが高級住宅地。
しかし、
水が汚いことで有名なエリア
以前住んでいた夫の職場のゲストハウスから今のアパートに引っ越ししてから、子供達の肌が急に荒れ始めた。
てっきり水が汚いからだと思っていたのだが、もしかしたら
洗濯機の調子が悪くて、
すすぎがよくできていないんじゃないか?!
という新たな疑惑が出てきた。
ということで、先週の土曜日に早速夫が洗濯機を買い替えるべく、電気屋さんに行ってきた。
一時間くらいしてから帰ってきた夫に、
「どれにするか決めた?
いや、もう買った!?」
と聞くと、ニヤニヤしながら
「買われへんかった」
と意味不明なことを言った。
買われへんかったってどういうこと?!
気に入ったものがなかったってこと?!
それとも、銀行の残高が足りなかったこと?!
と不思議に思ったわたしは夫にどういうことか聞いてみた。
夫が店員さんのドイツ人お兄さんに今の洗濯機の状況を説明して、どうも壊れていると思うから新しいのに買い替えたいと伝えると、
それはきっと壊れていない!
この洗剤を試してみて!
そして、それが終わった後に90度の高温でもう一度空の状態でまわしてみて!
この洗剤5ユーロやから、洗濯機買うよりお得やで!
と言われたらしい。
えええーー!!!
これが、
ものを大切にするドイツ人の精神か!!
と一瞬感動した。
でも
ちょい待ち
ちょい待ち
あなた、
電気屋さんの売り子よー!!!
お客様にものを売りつけるのがあなたの仕事!
なんだったら、安いものよりあえて高いものを客に進めてお店の売り上げに貢献するのがあなたのお仕事なのよー!!!
(笑)
このセールスお兄さんの発言にはだいぶ度肝を抜かれたが、なんだかほっこりする、そんな出来事だった。
さて、お兄さんに言われた通り早速わたしは5ユーロの洗剤で洗濯機を洗浄。
そして、90度高温でから回ししてみたが、やはり大きな改善は見られなかった。
今週の土曜、夫は再び同じ電気屋さんに足を運ぶ予定である。
夫よ、
今度こそ、
洗濯機買ってきてね
Tschüs