クリスチャンにおける結婚生活編。 | mimi、39、一児の母。大腸癌、 ステージ4、末期と診断されました。

mimi、39、一児の母。大腸癌、 ステージ4、末期と診断されました。

大腸癌、肝臓、子宮転移。リンパ、胸、肺、すい臓に腫瘍、及び影あり。余命宣告、1ヶ月。持って1年。
そんな数を持っている私です。
統計や傾向に挑戦中です。まだまだ死ぬ気はありません。

いよいよホスピスも本格的になり、助けてもらう日々が始まりました。

まだブログは出来そうですが、そろそろわたしも準備期間です。こころは大変、平和です。

天国に行ける準備は整い始まりました。
ありがとう。
今日も
出来る限り、書いてみます。

引き続き、クリスチャンにおける結婚観を学びましょう。
今日からは、結婚生活編です。

結婚生活を続けている時
結婚相手は神からのプレゼント

現代は消費の時代だと言われています。私たちの気の変わりやすい消費行動によって、企業はより良い商品、より良いサービスを提供して私たちを甘やかそうとします。ホテルは年々良くなりますし、車は豪華になりますし、パソコンの速度は年々早くなっています。毎年ケーブルテレビには新しいチャンネルが誕生しますし、デパートの品揃えはどんどん良くなります。また地元にあるコーヒーショップでは注文できるコーヒーの種類さえも増えています。

もし、自分の結婚相手をそうした消費者目線で見るならば、がっかりしてしまうでしょう。今年モデルの相手は昨年と同モデルですし、以前よりも劣化しているのです。おまけに返金保証はありません。お客様係もないので、誰かにクレームを言うこともできないのです。

それなら、相手を消費者目線で見るのはやめにしましょう。その代わり、神の御言葉を通した信仰の目で相手を見つめるのです。「良い妻を見つける者はしあわせを見つけ、主からの恵みをいただく」(箴言 18章22節)。分かりますか。あなたを愛しておられる神は、結婚を通してあなたを祝福してくださっているのです。神は、善意でそうしておられるのであって、決してあなたを苦しめたいと思っておられるわけではありません。

私たちは結婚相手の欠点をあげることに時間をかけることもできますが、反対に相手の長所を見つけることもできるはずです。むしろこの態度こそ、物事を良い方向に向かわせます。あなたの結婚相手が批判されたり、自分を不甲斐ないと感じたりすれば、あきらめたり、あなたの低い期待に応えるようになるかもしれません。しかし、もし自分が感謝されていると思えば、あなたの賞賛の言葉に見合う自分になろうと努力するかもしれないのです。

結婚生活を続けている時
お互いに仕え合う関係 

もしあなたがキリストを信じていないなら、これは、全く理解できない感覚かもしれません。一般市場においては、自分の利害を主張しなければ損をしてしまいます。自分の要求や希望期待をはっきりさせなくてはならないのです。ところが、キリストが支配する世界では、キリストがこの地球に来られた時と同じ状態で結婚生活に入ります。それは仕える者としてです。

そう聞いて嬉しく思えるでしょうか。「キリストを恐れ尊んで、互いに従いなさい」(エペソ人への手紙 5章21節)。これは表面的には、楽しくなさそうに聞こえるでしょう。大変なことでリスクが高すぎるように思えます。結婚相手に尽くしてばかりで自分が損をしてしまったら?あなたが必要とすることに対して誰も気を配ってくれなかったら、誰も必要を満たしてくれなかったらどうすればいいのでしょう。

お互いに仕え合うのが「いつまでも幸せに暮らす」ための大きなコツの一つです。もし私が妻に要求ばかりしていたら彼女の負担は増すばかりでしょう。もし私が妻に仕えれば、彼女のプレッシャーは減り、彼女の心のエネルギーを増やすことができます。そして今度は彼女の中に私に尽くしたい、という気持ちを呼び起こすことが出来るのです。

負のスパイラルがどんなものか、あなたも知っているでしょう。二人の人間がマイナスの感情をぶつけ合い、その関係をボロボロにしてしまうのです。一方、お互いに仕え合うと反対に正のスパイラルが起こります。これは究極のWin-Winの状態です。つまりキリストを敬う生活を送りながら人生がよくなっていくのです。

結婚生活を続けている時
夫は導きましょう

夫に対する聖書の勧めは、一見すると夫にとても都合がいいように思えます。夫が妻のリーダーだって?そう聞くと夫は「僕は昼寝をしているから、その間に御飯を作ってきてくれたまえ」と言いたくなるかもしれません。しかし、聖書ではクリスチャンのリーダーシップを次のよう説明しています。「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい」(エペソ人への手紙 5章25節)。これは、キリストが私たちを救うために命を捧げてくださったと言い換えることができます。つまり死ぬほど愛してくださったのです。

これこそ夫に求められるキリスト的な愛です。何かを得られるから愛すのではなく、与えるために愛しましょう。彼女の生活を良くし、彼女に分りやすい形で愛してあげましょう。これこそが導くということです。自分の期待や要求だけを押し付けて妻を疲れさせるのではなく、自分を彼女に捧げるのです。

あなたの方が大きな体と強い筋肉を持っているのは、それを使って妻に自分の要求を押し通すためではなく、彼女に安心感を与えるためです。あなたの方が感情的な波が少ないのですから、彼女を精神的に支える土台になることができます。

復習しましょう。キリストがその民を導かれるように夫が家庭を導くとどうなるのでしょうか。妻が喜び、キリストが喜ばれ、あなたも喜ぶことになるのです。

結婚生活を続けている時
妻は助けましょう

「妻もまた自分の夫を敬いなさい」(エペソ人への手紙 5章33節)。

いい妻でいることは、今の時代にはとても難しいことです。神を敬いながら生きようとする妻たちは、メディアから良い励ましを受けることがほとんどできません。メディアで強調される男性像は大抵、失敗ばかりしている、怠け者でのろま、ビールを飲んでスポーツを観る以外何もしないというものです。男性は部屋を散らかすし、子供っぽくて乱暴、そして考えているのは性的なことだけ、などという具合です。そんな夫の姿にクリスチャンの妻が憤りを感じ、心の中で批判せずにいられるでしょうか。

またテレビCMで、バレンタインデーに夫や独身男性が妻や恋人に車や宝石や豪華な休暇をプレゼントしているのに、自分は惨めにもカードとチョコレートくらいしかもらえなかったとしたら、どう思うでしょう。

それでも、夫を尊敬しましょう。彼のためにそうできないなら、キリストのために。あなたが彼に従わなければ、いつまでたっても彼は自分が理想とするリーダーに成長することができません。どんな家庭のリーダーも最初は新人で、徐々にその役割に見合うように成長していくものです。妻が夫の失敗に気づいて叱ったり小言を言ったりするよりも、キリスト的なリーダーシップに気づく度に褒める方が、最終的にはよほど良い結果が得られるのです。

男性というのは大抵、誰かの役に立ちたちたくてうずうずしています。ですから、妻のために素晴らしいプレゼントを持って帰ってくるような素晴らしいパートナーになる可能性があるのです。夫を亡くした妻の皆さんに聞けば、きっとその通りだと答えるでしょう。

結婚生活を続けている時
夫は注意を払いましょう

男性と女性は本当に異なるコミュニケーションの取り方をします。そのおかげで、結婚した者同士で多くのわだかまりや誤解が生じたり、大切なメッセージが伝わらなかったりしています。

女性はコミュニケーションをとることで満足を感じ、様々な方法で自分の思いを伝えようとします。男性は大抵、見ていない、聞いていない、もしくは気づかないかの理由で、女性の伝えている情報の半分以上に気づきません。

使徒ペテロは既婚者で、実感を込めて次の事を書き記しました。「同じように、夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということをわきまえて妻とともに生活し、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。それは、あなたがたの祈りが妨げられないためです」(ペテロの手紙 第一 3章7節)わきまえる、とは「注意を払いなさい!」という意味です。元のギリシャ語では、「知識に基づいて彼女と暮らしなさい」という意味で書かれています。

よいリーダーというのは、周りの環境に適応します。夫たち、妻があなたのコミュニケーションの方法に合わせるべきだと思わないでください。彼女の話す言葉と、言葉にならないメッセージを学んでください。あなたの妻に女性的なコミュニケーションの方法を教えてもらうことはあなたにとって素晴らしい得になります。あなたは人類を構成する50%以上の人間のことを、もっと深く理解することができるからです。是非、注意を払いましょう!

今日も読んでくださり、ありがとう!