こんにちは。

 

今、欧州諸国にコロナ感染第二波が押し寄せています。

スペインは特に第二波が早くから到達していて、夏休みやバケーションから戻ってきた9月には感染者数で見ると3月末の第一波の頃と同じかそれ以上という酷いことになっていました。中でも、首都マドリッド市のあるマドリッド自治州はすばぬけて感染率が高く、医療現場が逼迫する中、新たな感染対策措置を求める声が挙がっていました。

(このページではありませんが、私の別のブログに投稿した記事のURLを以下に張り付けるので、スペインにおける第一波から現在に至るまでの変遷をよろしければご覧ください。)

スペイン国営テレビ、TVEが毎日、HPに掲載しているコロナ感染データが以下のURLで見ることができます。

https://www.rtve.es/noticias/20201009/mapa-del-coronavirus-espana/2004681.shtml

 

 

スペインで最も酷い状況のマドリッド自治州、州政府は状況が改善していると言いますが、数字を見る限りそうとは思えません。また、公共医療システムの現状は厳しいものがあり、医療現場からは以下のような声が聞こえています

 

●具合が悪い時に最初に診察してもらうのがプライマリケアセンターに居るホームドクターだが、3月の第一波以来、ホームドクターに直接会って診察してもらうことがほぼ不可能な状況が続いている。ネットでホームドクターのアポを取ろうとしても、1週間ほど先に「電話での診察」予約しか取れない。

 

●コロナ感染の疑いがある場合には各自治州が定めるコロナ専用の電話番号に架けて、まず口頭で問診、その後、PCR検査が必要な場合には所定の医療機関へ出向いて検査を受けるが、現時点では結果が出るまで1週間以上かかる場合もある。その間、自宅で自主隔離すべきところ、仕事を休めなくて職場に向かう人もいて、この状況が感染拡大を招く一因ともなっている。

 

●専門家医の診察もできるだけ「電話での診察」を優先して、医療機関へ出向くことを避ける形で行われている。

 

●救急外来のある総合病院では、入院患者に占めるコロナ患者の割合や、ICU収容患者に占めるコロナ患者の割合が増え続け、コロナ以外の患者の治療が後回しにされる事態となり始めている。

 

 

このような状況から、現在、マドリッド州に住む私たちは、とにかく自分の健康をしっかり管理して、「医者に診てもらう必要がない」 状態に自分を維持することに努めています。

 

これから、風邪やインフルエンザの時季になりますが、くれぐれも、食生活や体調管理に注意して、健康に過ごすようにしましょう!

 

 

 

********

 

スペインにおけるコロナの推移、よろしければご参照ください。

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/10/09/233018

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/10/01/211649

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/09/20/004217

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/09/06/234653

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/07/23/033739

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/07/23/032919

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/07/23/032043

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/07/23/030429

 

 

 

https://madredelucy.hatenablog.com/entry/2020/07/23/025526