私には精神科の主治医の他に心理カウンセラーもついてくださってます。

よく耳にするのが病院いっても話を聞いてくれず薬を出すだけのスピード診察。

私はドクターは症状をみて薬を出す存在だと思います。

内なる心の問題は心理カウンセラーの分野だと思ってます。なかなか連携して見守ってくださる病院って少ないと思うので私は恵まれてるなと思います。

もう8年ほどカウンセラーの先生には話を聞いてもらってます。

私の場合、状態が悪くなったら妄想で行動するので少しでも変だと気づいたら教えてくれるよう保険のような存在です。

安心保証というか・・・

話すこと、聞いてもらうことで物凄く気持ちの整理になります。

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統合失調症の方で私みたいにアクティブに1日を過ごしたり働いたりするのは稀です。

通常は働くのはもっての外、1日を過ごすことさえもおっくうな方が多いです。

病気の症状のせいだったり、薬の影響だったり・・・

 

私がアクティブだから、健常者と同じようだから・・・寧ろ健常者以上にアクティブだからって他の統合失調症の方も

アクティブに動けるって思って欲しくないんです。比べてほしくないんです。

どっちかといえば心理カウンセラーの先生のお墨付き、私が特殊なのです。

私の立ち位置は、統合失調症の方からみたら元気なヒト

健常者から見たら日常を過ごすスキルが劣るヒト

みたいなグレーゾーンだと思ってます。

 

私、抜け出す努力物凄くしたもん。

多分、私に誰もついてこれないし、誰にも負けないと思います。

 

酷いときは寝てるだけの毎日、お風呂もずっと入らない

何年も閉じこもっている方もいらっしゃってその気の長い時間何してるの?

暇じゃないの?という声もありますが、

あっという間です。

私は約6か月部屋から出ない状態でしたが暇だとか考える暇がない程、心が重い時間が過ぎてました。

 

その状態を抜け出したい。

毎日死ぬことばかり考えてたけど結局怖くて死ねない。

このままじゃ、やばい、これから先への不安。

そんな気持ち、季節の変わり目、祖父のアドバイスが抜け出すきっかけでした。

 

「人間は歩かないけん!」

祖父のアドバイスはそれだけでした。

 

まずは、人目につかない深夜に帽子を深くかぶり歩くことから始めました。

時間は好きな時間、好きなだけ、無理しないように増やしていきました。

次第に夜歩き、昼歩き・・・

 

そうやって歩くことから

社会・・・学生復帰への道を歩き出しました。