寒い朝の電車。


インフルエンザもコロナも流行っているけど、

マスクはしない人もいて。


もちろん、マスクをする・しないは今は自由だし。


でも、私はマスクする派で。


そんな時、

私の正面に座ってる人が、

「フェ〜クション!」

と、大きなくしゃみ。


こういう人に限って、マスクしてなかったりする。


うう、やだなぁ・・

こんな年末に風邪うつされて、

仕事ができなくなったらどうしてくれよう、

もーっ!

って思いながら、

こっそり離れた席に移動。


あー、嫌な朝。



その電車が目的地について、

私が降りようとした時、

誰かに声をかけられました。


「落としましたよ。」


その人は私が落としたマフラーを

拾って渡してくれました。


あ、この人は、あの大きなくしゃみをした人。


いい人だ。


なんか、イラついてた私のモヤモヤが

洗い流させた感じでした。


小さな親切が

心を癒してくれる。


道で困っている人がいました。

年末、忙しそうに物品を運んでて、

でもその人台車が側溝にハマって荷崩れしてて。

だから

私もちょっと親切をしてみました。


忙しく働いてるあのお兄ちゃんも

ほっこりしてくれるといいな。


そして、

みんながほっこりした年末を過ごせますように。



 

 恵まれない環境で育ち、心腐っていた主人公が、様々な出会いから変わっていく。そして、子どもを誰よりも愛し、大切にする一方で、子離れできない親の一面も。人生の転落から頂点まで。そして絶望から幸福感、また一方喪失感など、どれもとても共感できる本です。様々な経験をした今、読み返すと、この本、すごく奥が深いと感動!

また読み返して、物思いにふけってます。