教えてくださいパート①に対して、
たくさんのコメントをいただきました。

見ず知らずの私たちが親子のために、
こんなに考えてくださって、熱くコメントいただいたこと、とてもうれしかったです。

何度も読み返し、涙がでました。( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀  )

わたしは、焦っていました。

私だけ、焦っていました。

不登校の子はたくさんいる。
ブログを見ていてもそれはわかる。
でも、うちの子は
友だちとも連絡をとらないし、
家からも出ない。
カウンセリングも受けられないし、
学校とも繋がっていない。
フリースクールもいけないし、
好きだったクラブも行けない。
お手伝いもしないし、
食事ですらままならない。
どうしたらいいの?と。

今までの学校と、
全くつながりが無くなってしまって、
行事も試験の日程も分からなくなってしまったのは、私がきちんと動かなかったから。
だから、私が、
息子から奪ってしまった「戻るチャンス」を
次の学校では取り戻してあげなくちゃと。

息子には、楽しみを見つけてほしい、
学校に行ってほしいとは思わないけど、
誰か近所の友達と連絡をとり遊びに行くとか、
カウンセリングの先生と会うとか、
月1回でいいから家の外に出るとか。
何かきっかけがないと、
息子はずっとこのまま1人で苦しむんじゃないかって。
1歩踏み出せば、いい人もいるんだよ、って
気がつくのかなって。

知らず知らずのうちに、
ほかの不登校のお子さんと息子を
比べちゃっていたのかも知れませんね。

息子が不登校していることを
恥ずかしいと思ったことはありません。
必死にがんばっていることを
近所の人みんなに知ってもらって、
息子が過ごしやすくなった方がいいとおもっています。

でも、
不幸話として話題のネタにされてしまって息子が辛い思いをしたり、
私の息子が外に出て自由に生活できるようにという思いとは裏腹に、
息子にとっては、それは外に出なさい、というプレッシャーでしかないこと、

向かっていた方向が違う事に気がつきました。

最初の学校でのたった1度のカウンセリング、
私だけが行ったのですが、
その時、とっても癒されたんです。
「いい子じゃないですか。不登校だっていいんです。いい所いっぱいあるんだから褒めてあげてください。」
その頃は、私も不登校を受け入れていましたが、改めて他人からそう言われて、
すごくすごくほっとしたのを覚えています。

ああ、息子にも、
こんなふうに癒されてほしい、
そう思いました。

でも、そのカウンセラーは予約がいっぱいで、
次のカウンセリングは無いとおっしゃいました。

息子はカウンセリング受けられないの?!

崖から突き落とされた気持ちでした。

最後に、カウンセラーの先生は、
「あぁ、これからこの子は、お母さんの眼のフィルターを通して生きて行くんですね。」
と小さな声で呟きました。

衝撃でした。

待って、待って。
私が、こんな歪んだ私が育てたから、
息子はこんなふうに不登校になって辛い思いをしてるんだよ…
なのに、私のフィルターを通して生きていくなんて…
もっともっと、人と触れ合って、
いろんないい人と出会って
傷を癒して欲しいのに。
これじゃこの子は幸せになれない。

その時、本当に、
ぞーっとしたんです。

でも、
皆さんのコメントを読んで
いろいろよくわかってきたような気がします。

わたしは、息子の世界を広げてあげることが、
苦しみを取り除く事に繋がると考えていました。

でも、1番大切なのは息子の気持ち。
息子が世界を広げたいと思った時に、
その時がきたら
そのお手伝いをすることにしました。

息子が、
こんな私でも、
とりあえず今は私だけと繋がっていればいいと思ってくれていること、

わたしは、幸せなのかもしれない。

私がいろいろ見て、いろいろ聞いて、
外に出る楽しみを私の目のフィルターを通してでも伝えていかなければいけないのかも知れません。

息子の気持ちを大切にしていきたいと
思います。

皆さんの心のこもったコメント、
本当にありがとうございました。
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)